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2022_J2_第30節・・城福浩がリードする、正しい進化のベクトル・・いいね〜・・期待が高まるじゃないか・・(ヴェルディvs長崎、1-0)・・(2022年8月6日、土曜日)

両チームともに、しっかと「実」のある、良いサッカーを魅せていた。

ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても。

この試合、城福浩ヴェルディにとっては、とても強い長崎との、勝負マッチということになった。

勝負マッチ・・

もちろん、大いなる目標へ近づいていくために・・ね。

その長崎は、例によって、とても安定した、勝負強いサッカーを展開したと思う。

ここでいう、勝負強さ。

言わずもがなだけれど、ボール奪取プロセス(守備)の内実が、とても安定してハイレベルだったということだよ。

あっと・・

そのボール奪取プロセス(守備)だけれど・・

このところの城福浩ヴェルディの「それ」も、どんどん進化&深化しつづけているって感じる。

ボール奪取プロセス(守備)を構成するアクション要素・・

攻守の切り替え(トランジション)、チェイス&チェックや局面デュエル、マーキング&カバーリング、協力プレスへの集散、そして、最終勝負シーンでの「最後の半歩」・・等など。

それら全てで、ヴェルディの「主体性プレーの内実」がアップしていると感じるんだよ。

さすがに、城福浩のストロングハンド・・っちゅうコトだね。

特に・・

そう、後半16分に先制ゴールを奪ってからの、ゲーム残り30分。

そこで、城福浩ヴェルディが魅せつづけた、「粘性の高い、主体性ディフェンス」の内実には、秀逸なコンテンツが詰め込まれていたっけね。

そう、上記した、ディフェンス要素のすべてで、一人の例外もなく、最高の集中力をキープしつづけたっちゅうことさ。

とにかく、ヴェルディ選手たちがアタマに描く、ボール奪取プロセス(守備)のイメージング内容が、とてもハイレベルだったと思うよ。

要は・・

そう、そのイメージングが、決して、楽な方向へ引っ張られるのではなく・・

あくまでも、相手の攻撃フローへの主体性プレッシャーを、効果的にブチかまそうとするんだ。

その、守備ハードワークでの「意識と意志とイメージング」には、これからも、どんどん発展していくに違いないって期待させられるコンテンツが詰め込まれていた。

また、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも・・

あきらかに、城福浩ヴェルディに、一日の長があったと感じた。

人とボールの動きにしても、組織プレーと個の勝負プレーの「バランス」という視点でも。

人とボールの動きでは、もちろん、ボールがないところでのサポートの動き(フリーランニング)が、キーポイントになる。

その量と質がアップすれば・・

ワンツーを積み重ねていく、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションだって、うまく機能させられる。

その、人とボールの動きを加速させるための「イメージング」は、何といっても・・

そう、「出して走る・・出して動く・・」という、積極的&攻撃的な「意志のプレー」ね。

それこそが、成功を収めるための、もっとも重要な「KFS」なんだ。

KFS = Key Factor for Success・・ね。

とにかく・・

城福浩ヴェルディは、正しい「進化のベクトル」上を、ひた走っていると思う。

今後の彼らの「意志のプレー」に、期待しましょう。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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