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2022_J2_第5節・・この、粘りのボール奪取プロセスがあれば、かならず、次のサッカーを、着実に(!)充実させていける・・その意味でも、素晴らしい学習機会ではあった・・(ヴェルディvs町田、2-1)・・(2022年3月20日、日曜日)

Ach, scheiße !!!!!!

そう、ダゾンのカメラワーク(ズーミングワーク)。

キックオフ直後に、ドイツ語で、そんな、罵(ののし)りの叫びが口をついた。

そう、醜く「寄り過ぎ」なんだよ。

ホント、醜(みにく)い。

そんなエンスージアスティックな反応の背景には・・

カメラマン氏とディレクター氏には、サッカー文化が根付いてないコトを体感させられたという落胆があった。

それにしても、こんな低レベルのカメラワーク(ズーミングワーク)は、久しぶりだ。

今シーズンでは、一度(前節)だけあったけれど、全般的に、中継テクノロジーは、とても進化&深化しているって感じていたんだよ。

だから、たまに、こんな低レベルのカメラワーク(ズーミングワーク)に遭遇したときのショックは大きいし、ネガティブ反応も強くなるっちゅうコトか?

とにかく、まず、フラストレーションを溜めながらの観戦になったコトが言いたかった。

フ〜〜ッ・・

まあ、仕方ない。

ということで、試合。

それについては、まず何といっても、このポイントから入らなくちゃ・・

そう、町田が「追いかけゴール」を決めてからの、残り15分・・というか、ロスタイムが6分もあったから、まあ、残り20分の攻防。

そこで堀孝史ヴェルディが魅せた、粘りのボール奪取プロセス(守備)が秀逸だったんだ。

決して、リトリートし、受け身に立つなんていう低級なモノじゃなく、あくまでも、しっかりとボールを奪いにいった。

そこでの、強烈な「意識と意志とイメージング」が、素晴らしかった。

そのコトは、やっている選手たちが、深く、深く、体感していたはず。

だからこそ、深く、深く、アタマに残る。

そう、自信に裏打ちされたアクションを積み重ねるコトで得られる「確信」としてね。

このサクセスメモリー(成功体感)には、ヴェルディにとって、とても重要なコノテーション(言外に含蓄される意味!)が内包されている。

そう、攻めたいチームだからこそ(堀孝史の表現!!)の、それを支えるバックボーン。

このゲームは・・

受け身ではなく、あくまでも積極的&攻撃的なボール奪取プロセスをブチかまして掴んだ勝利だからこそ、次の、ホンモノの進化&深化につながるんだ。

特に・・

そう、今日の相手は、「あの」ランコ・ポポヴィッチ率いる、「強い」町田だったわけだからね。

わたしは、堀孝史ヴェルディの、「いまと今後」を測るうえで、今日の勝負マッチを、大いなる興味をもって楽しみにしていたんだ。

そして実際に堀孝史ヴェルディは、内容だけじゃなく、結果でも、胸を張れるような「粘りの成果」を出した。

とはいっても、攻撃では・・

彼らの良さを主張できたシーンも多かったけれど、イージーなミスも目立っていた。

たしかに、人とボールの動き(組織サッカー)と、機を見計らってブチかます個の勝負プレーのバランスは、とても良かった。

ランコ町田は、とにかく激しいボール奪取プロセスを仕掛けてくる。

そんな、相手の前へのエネルギーを、スマートな、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションを繰り出すことで、うまく「かわして」いくシーンは、良かった。

でも逆に、相手に狙われるような、(意図がミエミエの!?)イージーなパスミスも目立っていたんだよ。

まあ、人とボールの動きが「リーグトップクラス」だからこその反省ポイントという意味合いの批評って、捉えてね。

とにかく、堀孝史ヴェルディは、もっと、もっと進化&深化できる。

あっ・・と・・

そんなクリエイティブな攻撃を支える、忠実でダイナミックなボール奪取プロセス(守備)を、中心的に強調したかったんだっけ。

そうなんだよ・・

とにかく、ゲームを積みかねるごとに、選手たちの「守備意識」が、どんどん高まっているって感じるんだ。

ここじゃ、ボール奪取プロセスのメカニズムについては語らないけれど・・

選手たちの守備プレーから、ボールを奪い返すコトへの強烈な「意識と意志」が、心に迫ってきたことは強調しておきたい。

そのことで、低級カメラワーク(ズーミングワーク)のコトが気にならなくなったりして。

へへっ・・

とにかく選手たちは、ホンモノの良いサッカー(美しい質実剛健サッカー)へ向けて、着実に歩を刻(きざ)んでいると感じ、かなりハッピーだった筆者なのであ〜る。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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