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2022_J1_(変則)20節・・とても良いサッカーを展開する、川井健太サガン鳥栖だけれど、この日のフロンターレは、強すぎた・・(フロンターレvs鳥栖、4-0)・・(2022年8月31日、水曜日)

鳥栖のプロコーチ、川井健太。

とても、とても良い仕事をしている・・と、思う。

でも今日は、相手が悪すぎた。

そう、この日の鬼木達フロンターレは、強すぎたんだ。

そこで、一考・・

いったい何が、その強さ(両チームの差!?)のバックボーンなんだろうか・・

もちろん、強烈な「意識と意志」に支えられた、忠実&ダイナミックなボール奪取プロセス(守備)は、素晴らしい。

選手たちのイメージングが、とても素敵に「シンクロ」しつづけるんだよ。

素早い攻守の切り替え(トランジション)、素早い、相互ポジショニングバランスの構築、チェイス&チェック、パワフルで巧みな局面デュエル、忠実なマーキングやカバーリング、協力プレスへの集散、最終勝負シーンでの「最後の半歩」などなど・・

そんなディフェンス要素が、まさに流れるように「つながり」つづけるんだ。

そして、だからこそ、次の、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、それぞれの「イメージング」がうまくシンクロしつづける。

彼らが魅せつづける「人とボールの動き」は、まさに秀逸の極みだね。

動きの「リズム」が素晴らしい。

だから、ボールがないところでの「人の動き」の量と質「も」、加速しつづけるっちゅうわけだ。

たぶん、そこじゃ・・

ボール奪取プロセス(守備)における、スムーズな「動きのシンクロ」感覚が・・

そう、その感覚が、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にも、とてもポジティブに影響を与えているって感じるんだよ。

まあ、そういうコトなんだろうな〜。

そして、そんな、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での人とボールの動き(組織)のなかに・・

マルシーニョのドリブル勝負、超天才、家長昭博の、スーパーなボールコントロールからのタメ、美しいスルーパスなどが、効果的にミックスされる。

そう、組織と個の、ハイレベルなバランス(感覚)・・ね。

ところで・・

そう、フロンターレ知念慶が、ダイビングヘッドでブチ込んだ先制ゴール場面。

鳥肌がたったよ。

左利きの家長昭博が、右へボールを持ち上がり、そこからの(相手の、心理的なスキを突いた!?)正確なラストクロスが飛ぶ。

それを、相手マーカーの「背後」から、その相手の「眼前スペース」へ飛び出した知念慶。

もう、美しすぎる先制ゴールだったじゃないか。

あっと・・

フロンターレの強さ(両チームの有意差!?)のバックボーン・・

ボール奪取プロセス(守備)と、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の両面で書いたけれど・・

こんなグラウンド上の現象が、特にインプレッシブだった。

それは、前半の立ち上がりの時間帯・・

鳥栖は、前からプレスをブチかましつづける・・

その勢いには、例によっての、素晴らしい「意識と意志」が込められていた。

でも・・

その協力プレスが、立ち上がりから数分もしたら・・

どんどんと、その「勢い」が殺がれていったんだ。

それは・・

フロンターレが展開する、人とボールの「動きのリズム」が、レベルを超えていたから。

普通のチームだったら・・

そんな鳥栖の前からプレスに、徐々に、相手も押し込まれはじめるよね。

でも、「この日の」フロンターレは、まったく違った。

そう、人とボールの「動きのリズム」が、どんどん加速していったんだよ。

そして鳥栖の「前からプレス」が、スッ、スッと、外されはじめるんだ。

そんな展開だから、鳥栖プレイヤーたちの「意志のダイナミズム」が減退してしまうのも道理。

フロンターレがブチかます、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション・・

そして、協力プレスを掛けようとする鳥栖プレイヤーたちの焦燥感が・・

そんなだから、前からプレスの「勢い」が殺がれていくのも道理。

ホント、強かったネ〜、この日のフロンターレ。

そして、暫定だけれど、リーグトップにも立った。

これからのエキサイティングな優勝争い。

お互い、とことん、楽しみ尽くしましょう。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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