トピックス
- 2022_J1_(変則)26節・・わたしは、このゲームを、両軍ストロングハンド(優れたプロコーチ)による、戦術&心理マネージメントパワーの激突という視点でも、心から堪能していた・・(レッズvsセレッソ、0-1)・・(2022年9月14日、水曜日)
- フムフム・・
素晴らしくエキサイティングな、動的均衡マッチだった。
それにしても、セレッソのプロコーチ、小菊昭雄は、とても良い仕事をしているじゃないか。
言うまでもなく、その評価のバックボーンは、セレッソ選手たちの、攻守にわたる主体性プレーの内実だよね。
とにかく彼らは、攻守ハードワークとリスクチャレンジの機会を、積極的&攻撃的に「探しまくっている」んだよ。
もちろん、チーム戦術的な「やり方」は大前提だけれど・・
それでも彼らは、例外なく、必要なときに、必要な「ブレイク」をブチかます勇気を持ちあわせているんだ。
ブレイク!?・・
わたしは、昔からよく使っている表現だけれど、要は・・
ポジショニングバランスなど、取り敢えずの「イメージベース」は持ちあわせているけれど・・
でも最後は、自分自身の判断と決断で、自ら「バランス」を崩していくっちゅう、勇気満々のリスクチャレンジプレーのことさ。
その視点で、セレッソ選手たちの「勇気レベル」は、とても高かったって思うわけだ。
要は、彼らが、戦術イメージに「囚われ過ぎていない」っちゅうことだね。
そう、規制(戦術)と自由(解放)のバランスが、とてもうまく執れているんだ。
それこそが、小菊昭雄が、とても優秀な「心理マネージャー」であるコトの証なんだよ。
あっと・・
その視点じゃ、言うまでもないけれど、レッズのリカルド・ロドリゲスもまた、ものすごく優秀な戦術&心理マネージャーだよね。
ということで・・
このゲームは、両智将が、エクステンションハンドとしての両チーム選手たちを介して、戦術&心理マネージメントパワーを激突させた勝負マッチだったとも言えそうだ。
後半・・
一点を追いかけるリカルド浦和レッズが、イニシアチブを握り、攻め上がっていく。
ここで大事だった視点は・・
同点に追い付かなければならないレッズだったけれど・・
決して彼らが、低次元の(ステレオタイプな!?)スペース攻略プロセスを仕掛けていったわけじゃなかったというコト。
要は、人とボールを、素早く、広く、巧みに、相手イメージングの「ウラ」を突くように、動かしていたっちゅうこと。
まあ、そのプロセスの多くは、前述した、忠実&巧みなセレッソのボール奪取プロセス(守備)に抑えられてしまったけれど・・
とにかく・・
彼らのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の流れが、「組織プレーと個の勝負プレーのバランス」という視点でも、とても高質だったということが言いたかった。
だからこそ、まあ、残念な気持ちは残るわけさ。
ということで・・
攻守にわたって、高質なコンテンツ満載の、動的均衡マッチを、堪能していた筆者だったのであ〜る。
へへっ・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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