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- 2022_U-20女子W杯_決勝・・素晴らしく美しい質実剛健サッカーを魅せた池田太ナデシコは、日本サッカーのアイデンティティ(誇りのリソース)になった・・胸を張ってご帰国ください・・(なでしこvsスペイン、1-3)・・(2022年8月29日、月曜日)
- 実は、コラムを書こうか、迷っていたんだ。
何せ、いまコスタリカで行われている(先ほど全日程が終了した!)、U-20女子W杯については、気を張ってフォローしていなかったわけだから。
予選リーグについては、まったく。
たしかに、準々決勝フランス戦での極限ドラマ、また準決勝ブラジル戦での「粘り勝ち」を体感してからは、かなり入れ込みはじめたのは確かだったけれど・・。
そして、スペインとの決勝。
選手たちやチームのことは、ほとんど知らないけれど、日本のサッカー人として、気合いを入れてテレビ観戦するのは、当然の成り行きだった。
このファイナル、勝てば、U-20女子W杯では初めての「連覇」ということになる。
そう、前回は、ナデシコが世界チャンピオンに輝いたんだ。
そりゃ、観戦での気合いレベルが天井知らずになるのも道理ってなモノだ。
たしかに、残念ながら、連覇は成し遂げられなかった。
でも、そこで、我らが池田太ナデシコが魅せたプレーは・・
インプレッシブの極みってな、スーパーサッカーだったんだ。
そこには、深い「感動」があった。
だからこそ、何か、書き残しておきたいっていうモティベーションが高まったと思う。
そのゲームだけれど・・
たしかに前半は、一発ロングを通されちゃったことで、2点をブチ込まれた。
そして、その後も、手に当たってしまったPKによって、リードを3点にまで広げられた。
でも・・
そう、3ゴールを奪われてからの池田太ナデシコは、ある意味、完璧に「解放」されたんだ。
そして、攻守にわたって、究極の「主体性プレー」をブチかましつづけた。
そこまで、すこし「注意ぶかく」ゲームに入ってしまった(!?)自分たちの「プレー姿勢」に対する不満とフラストレーションから、攻守の積極性&攻撃性が、まさに倍増した!?
そして彼女たちは、最高潮の攻守ハードワークとリスクチャレンジをブチかましつづけるんだ。
それも・・
あれだけ、攻守にわたって走りまくりながらも、最後の最後まで、その勢いがダウンすることは、まったくなかった。
ボール奪取プロセス(守備)でも、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にしても。
特に、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、人とボールの動きが、秀逸の極みだった。
だからこそ、何度も、ワンツーを積み重ねる、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション「も」
披露した。
何度、創りだしたですかね。
スペース攻略からのゴール機会を・・
でも残念ながら、そんなダイナミックな反攻からのゴールは、一点止まりに終わってしまった。
それでも、わたしは・・
同じサッカー人としてだけじゃなく、読売サッカークラブ時代に、女子サッカーの黎明期を体感したプロコーチとして、また、2011女子W杯の優勝を、直接、フランクフルト「ヴァルト・シュタディオン」で体感した者として・・
池田太ナデシコを、心の底から、誇りに感じていた。
そう、そのとき彼女たちは、日本サッカーの、明確なアイデンティティになったんだ。
わたしは、アイデンティティを、「誇りのリソース」って定義するんだよ。
とにかく・・
池田太ナデシコの皆さん、お疲れ様でした。
そして・・
胸を張って、ご帰国ください。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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