トピックス
- 2022_WM_24・・この勝負マッチからは、いろいろな意味で、とても興味深いディスカッションテーマを見出していました・・(ポルトガルvsスイス, 6-1 )・・(2022年12月7日、水曜日)
- ・・だって、ロナウドって、サボリが目立つじゃない・・
・・どの試合だったか忘れたけれど、最前線で、テレンコ歩いている彼がオフサイドを取られちゃったシーンがあったの・・
・・それでサ、わたし・・
・・なんだコイツ、サボっているだけじゃんって思ったわけよ・・
友人から、そんなメールをもらったんですよ。
クリスティアーノ・ロナウドが、先発から外れた、このゲーム。
それは、結果に、大いなる影響(効果)を、もたらした!?
絶対エースの(そう考えられている!?)クリスティアーノ・ロナウド。
彼が先発から外されたことの意味は、チームメイトが、もっともよく理解していた!?
・・彼がいないことで、チームが、少し不安になった!?・・
・・そのベンチスタートという刺激で、チームが、大きくモティベートされた!?・・
まあ、実際のトコロは、部外者には分からないけれど・・
とにかく、立ち上がりのポルトガルは、さまざまなニュアンスで、少し「不安」を抱えていたって、感じられたよね。
逆に、ものすごい迫力のボール奪取プロセス(守備)をブチかます、立ち上がりのスイス。
ということで・・
立ち上がりのポルトガルが、スイスの勢いに「タジタジ」になっていたっちゅう事実から、このコラムをはじめようと思ったわけさ。
もちろん、立ち上がりのイニシアチブは、スイスが握る。
誰もが、そんなゲーム展開を観ながら、様々な「思い」をめぐらせていたでしょ。
その「心理メカニズム」を理解する、テレビ中継のカメラマンやディレクター(スイッチャー)氏は、コトあるごとに、ベンチに座る、クリスティアーノ・ロナウドの表情を、捉える。
まさに、「ゴシップが極まった・・」っちゅう立ち上がりの時間帯ではあった(笑)。
でもポルトガルは、そんな、ある意味、すごいテンション(緊張感)のなかでも、徐々に、本来のチカラを発揮しはじめるんだ。
そして、クリスティアーノ・ロナウドの代わりに先発にはいった「ゴンサロ・ラモス」が、目の醒めるような(奇跡に近い!?)、「エイヤッ!!」っちゅう感じの、爆発シュートを決めちゃう。
前半17分の、ポルトガル先制ゴールッ!!
そして、そこから、「何か」から解放され(!?)落ち着きを取り戻したポルトガルが、本来のチカラを発揮しはじめるっちゅうわけだ。
これも、注目ポイントなんだけれど・・
サッカーが、本質的に、攻守ハードワークとリスクチャレンジを、真摯に「積み重ねていくべきボールゲーム」だっちゅう絶対コンセプト・・ね。
その立ち上がりのゲーム内容は、そのコンセプトを再認識させた!?
そしてポルトガルは・・
ボール奪取プロセス(守備)の活性化だけじゃなく、その後のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、俄然「火が入って」いくんだ。
もちろん、人とボールの動きの活性化・・さ。
そんなゲーム展開の変容を観ながら、こんなコトにも思いを巡らせた。
そう、「天才という諸刃の剣」っちゅうテーマ。
その「心理&物理的なメカニズム」については、「The Core Column」で近頃発表した「このコラム」も、ご参照あれ。
そうなんだよ・・
そんな、「人」の動きの活発化にこそ、クリスティアーノ・ロナウドの「ベンチスタート」という「刺激」の「実効」がうかがえたっちゅうワケさ。
そして、その「実効」は、その後もスケールアップしつづけ、後半は、もうポルトガルの独壇場ってな感じで、ゲーム内容が、成長していったっちゅうワケだ。
そこでは・・
クリスティアーノ・ロナウドの「代役」に甘んじていたゴンサロ・ラモスが、見事なハットトリックをブチかますってな、ポジティブ副産物も生み出した。
ということで、この勝負マッチからは・・
さまざまに「微妙なディスカッション」を見出していた筆者だったのであ〜る。
へへっ・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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