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2022_WM_9・・苦労しながらも、勝利をモノにした優勝候補たち・・そして才能を活かす、陰の立て役者ってなテーマも・・(フランスvsデンマーク、2-1)&(アルゼンチンvsメキシコ、2-0)・・(2022年11月27日、日曜日)

二つの優勝候補・・

厳しい闘いだったけれど、最後は、勝利をもぎ取った。

そのなかで、スターではなく、「陰の貢献プレイヤー」に注目するのは、とても大事な視点だと思っている筆者なのだよ。

ボールのないところで、勝負は決まる・・ってな、エッセンスにつながるテーマね。

この2試合については、それについてのディスカッションを引っ張り出すことにした。

何せ・・

世界のサッカー傾向が、組織と個のハイレベル・バランスなど、高次平準化しているからこそ・・

自分たちが擁する「スーパースター」が秘める天賦の才を、いかに効果的に活用するかが、メインテーマになっているっちゅうわけだ。

チーム戦術による「ゲーム内容」に、大差がなくなりつつある現代サッカー。

だからこそ、個のチカラを、いかに効果的に「引き出すのか」というのが、攻守イメージングの中心テーマになるべきなんだよ。

この視点のバックボーンについては、今回W杯の「このコラム」「あのコラム」をご参照あれ。

そう・・ね、サッカーの「ロジック」を突き詰めていく・・ってな視点ですかネ。

そうだとしたら、もちろん・・

ある「戦術ベクトルのメカニズム」に、サッカー内容が「収斂」していくよね。

そして、だからこそ・・

その、高次平準化した「組織サッカー」に、価値あるパーソナリティー(=勝負のKFS!)という味付けをするのが、「個」が秘める天賦の才っちゅうわけだ。

あっと・・

KFS=Key Factor for Success・・です。

そのパーソナリティーだけれど・・

「天才」という視点で目立っているのは、言わずもがなだけれど、フランスではムバッペ、アルゼンチンでは、「あの」スーパースター、メッシだよね。

でもわたしは、前述したように、その「天才」を、グラウンド上で効果的にマネージ(活用)する、隠れた戦術コーディネイターに焦点を当てたいって思うわけさ。

あっ・・もちろん、グラウンド上でプレーするチームメイトのコトだよ。

たぶん、それは、ボランチとか、2列目(サイド)プレイヤーとか呼ばれるヤツらなんだろうな。

さて、ということで・・

まずアルゼンチンだけれど・・

やっぱり、ボランチの7番、ロドリゴ・デ・パウルが、目に付いた。

所属は、スペイン、アトレティコ・マドリー。

そう、「あの」アルゼンチンの闘将、ディエゴ・シメオネが率い、美しい質実剛健サッカーをブチかます強豪チームね。

そこでのデ・パウルは、シメオネに、とことん鍛えられたに違いない。

そう、攻守ハードワークとリスクチャレンジを、積極的に「探しまくる」ってな主体性プレー姿勢が、素晴らしいんだ。

次はフランスだけれど・・

そこじゃ、デ・パウルとは基本ポジションは違うけれど、天才を「引き出す」ってな視点じゃ、やっぱり、グリーズマンをピックしたいね。

そう、創造的なイメチェンを果たした、以前のゴールハンター・・ね。

前線からの、仕事(攻守ハードワーク)を、積極的に「探しまくる」プレー姿勢と、そこからの創造性プレー(パサーやコンビネーションの仕掛け人!)は、別格だね。

そして、彼らの活躍もあって、両国は、とても大事な「第二戦」を、勝ち切った。

あっと・・

そりゃ、「派手な結果」を魅せつけたメッシやムバッペは、「超」のつく天才だよ。

ところで・・

そのムバッペがブチ込んだフランスの2点目は、グリーズマンからの「美しいラストクロス」から陥れたゴールだったよね。

フムフム・・

ところで、森保一ジャパン・・

そこでは、絶対ボランチとも呼べる、遠藤航のパートナーと、前線2列目の鎌田大地に、この「タスク」が期待されるわけだけれど・・

でも・・

遠藤航のパートナーは、守田英正だと思っていたら、ドイツ戦では、田中碧が選ばれた。

まあ、相手(ドイツ)を考えての選択だったんだろうけれど、チト驚かされた。

もちろん、田中碧の「実力」には、疑う余地はないけれど、とにかく、成功している路線(雰囲気!?)を「イジル」という選択に、驚かされたのさ。

でも、結局は、その選択「も」正解だった。

そして、もう一人。

そう、「サボリ魔」だった、鎌田大地。

彼のイメチェンぶりこそが、希代の心理マネージャー、森保一の真骨頂サクセスストーリーっちゅうことなんだろうね。

でもサ、森保一ジャパンの場合は・・

組織サッカーを地でいくように、「天賦の才」にしても「それを活かす陰のコンダクター」にしても、それらの役割が、誰でも「こなせる」っちゅう感じが、正解かもしれないね。

そう、互いに、「使い・使われるメカニズム」の、最高レベルの機能性・・ね。

その、「コスタリカ」との勝負マッチは、あと6時間ほどで、はじまる。

楽しみで、仕方ありません。

皆さんも、サッカーを、森保一ジャパンを、とことん、楽しみましょう。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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