トピックス
- 2023_ACL・・
このゲームで、攻守にわたって積極的&攻撃的な「主体性プレー」をぶちかましつづけたケヴィン横浜マリノス・・今日の彼らは、まさに、日本サッカーの「ア
イデンティティ」だった(本文をご参照あれ!)・・(マリノスvs山東、3-0)・・(2023年12月13日、水曜日)
- 素晴らしい・・
まさに、攻守ハードワークとリスクチャレンジ機会を「探しまくる」スーパーサッカー。
私は、これ以上ないほどの、積極的&攻撃的な「主体性プレー」の集合体としての、美しい質実剛健サッカーに、舌つづみを打っていた。
今日のケヴィン横浜マリノスは、日本サッカーの「アイデンティティ」としての存在感を、これ以上ないほどのパワーで誇示したと思う。
アイデンティティ・・
わたしは、それを、「誇りのリソース」って定義するんだよ。
とにかく、今日のマリノスは、日本全体の「気持ち」を大きく引き上げてくれたと思うよ。
もしかしたら、そのパワーは、「あの」大谷翔平にもつながる!?
へへっ・・
また、我らが、マリノスの強者どもは・・
「2対0」になってからも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の勢いを、まったく陰らせるコトがなかったんだ。
そのコトも、特筆に値するグラウンド上の現象だった。
彼らは、強く意識していた。
たしかに勝てば勝ち点ではイーブンになるけれど、それでも、順位を決める得失点差が・・。
選手たちは、三つのチームが、「勝ち点12」で並ぶって、強く意識していたんでしょ。
そしたら、当該チーム同士の対戦に、順位が左右される。
特にマリノスは、仁川に「2敗」しているわけで、とにかく、できるだけ多くゴールをブチ込んでおかなきゃ・・ってなマインドだったんだろうね。
それにしても・・
彼らは、ゲーム立ち上がりから、ガンガン、仕掛けまくり、前述したように、その勢いは、最後の最後までダウンするコトがなかった。
相手の山東は、部分的に、オールコート・マンツーマンで臨んできていた。
でも我らがマリノスの強者どもは、そんなプレッシャーをモノともせず、ガンガン「タテへ!!」仕掛けまくっていたんだよ。
マンマークされている選手は、もちろん、タテパスを、素早くダイレクトで、次へ展開する。
そんな、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションが、相手がタイトにマークしていたことで(!?)殊の外うまく機能した。
でも、状況が厳しかったコトは、言うまでもない。
そんな難しい状況で、積極的&攻撃的なスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を、ゴールに結びつけられたのは、何といっても、勇気マンマンの「勝負のタテパス」が主役だった。
エウベルの先制ゴールシーン・・
ヤン・マテウスがボールをもって顔を上げた「直前のタイミング」で、エウベルは、既に、相手ディフェンスのウラに広がる決定的スペースへ、爆発ダッシュをスタートしていた。
2点目シーン・・
そこでは、まず、角田涼太朗が、これまた見事なタテパスを、前戦の喜田拓也へ送り込んだ。
そして喜田拓也から、ペナルティエリアの右サイドからペナルティエリアに入り込んだ、ヤン・マテウスへボールがわたる。
最後は、山東ゴール前に走り込んでいた、アンデルソン・ロペスへのラストパス(トラバース・クロス)が決まった。
また3点目も、勝負のタテパスという視点で、秀逸の極みだった。
コトの顛末・・
相手を翻弄するドリブルで、センターサークル内へフリーで抜け出したエウベル・・
同時に・・
そのエウベルの勝負プレーに「確信」を深めたヤン・マテウスが、タテの決定的スペースへ、まさに爆発的に(!)抜け出したんだよ。
そして、エウベルから、美しいスルーパスが、糸を引いた。
まあ、そこからヤン・マテウスがブチかました、相手GKのアタマを越える「ループ・シュート」は、美しいの一言ではあったけれど・・さ。
わたしには、その直前の人とボールの動きが、あまりにも印象的だったんだ。
ということで、マリノスには、ケヴィン・マスカットの退団をポジティブに「乗り越え」、ACL決勝トーナメントで、この試合を超える存在感をブチかまして欲しいと願って止まない筆者なのだ。
ガンバレ〜、マリノス〜〜・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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