トピックス
- 2023_CWC(クラブワールドカップ)・・立派な主体性プレーを積み重ね、美しい質実剛健サッカーで勝ち切ったレッズ・・(レオンvsレッズ、0-1)・・(2023年12月16日、土曜日)
- 立ち上がり、決定的なゴール機会を、二度も創りだしたレッズ・・
その後、(レッズの思惑どおり!?)ゲームの流れが落ち着いていった・・
そう・・
レオンにボール「は」掴まれているレッズだけれど、基本的には、まったくといっていいほど、彼らに決定的スペースを攻略させなかったんだ。
まあ、一度だけ、(自らのポジショニングでオフサイドを取れなかった!)マリウス・ホイブラーテンが、ギリギリでストップした(まさに最後の半歩!)ピンチはあったけれど・・さ。
レッズは、まあ、「トーナメント・ゲーム戦術」ってな感じで、臨んでいる。
そう、アル・ヒラルと闘ったACL決勝のときのようにね(そのときのコラムは、これと、あれ)。
とはいっても・・
たしかに、守備ブロックは、安定させるけれど・・
それでも彼らは、できるだけ「高い位置」で、ボール奪取プロセス(守備)を仕掛けていこうともしていたんだ。
そこでのチームメイトとの、イメージング・シンクロが、微妙。
そう、彼らは、「行くトコロ」と「待つトコロ」を、とても効果的なメリハリで、使い分けているんだ。
その、行くトコロ・・
誰かが、積極的なチェイス&チェック(寄せ)で「スイッチ」を入れる。
いや、入れようとする・・
その合図に合わせ、周りのボール奪取プロセス(守備)アクションに火が入るんだよ。
その「微妙」なイメージング・シンクロが、とてもうまく機能していたと思う。
そして後半・・
そこでは、「やり方」に自信を深めた(!?)レッズのサッカーが、より積極的&攻撃的になっていく。
たしかに、「あの」レオンのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)じゃ、容易に、次の仕掛けプロセスが見える(読める)からね。
それがチームの自信と確信レベルを押し上げた!?
ハーフタイムで、マチェイ・スコルジャは、どんな「イメージ」を、チームに与えたんだろうか・・
・・後半の展開は、こうなるはず・・
・・その「傾向」を感じ、自信を持てたら、より積極的に仕掛けていこう・・
・・っな感じかな。
もちろん・・
ここでいう「仕掛け」って、基本的には、ボール奪取プロセス(守備)のダイナミズムをアップさせるっちゅうニュアンスね。
ボール奪取プロセス(守備)が、積極的&攻撃的になれば、自然と、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)も、活性化するっちゅうことさ。
そう、ボールがないところでのアクションの量と質のアップね。
でも、その「アップ」というファクターは、あくまでも、選手の「なか」での「意識と意志パワー」の高まりを意味するんだ。
サッカーの根源(心理)メカニズムに造詣が深いマチェイのことだから、基本的には、「最後」は選手たちの「感性」に、委ねようとするはず。
そう、究極の「主体性プレー」を標榜してね。
そしてゲームが、まさに、その「思惑」どおりに進行していったっちゅうわけだ。
自分たちが思い描くサッカーができず、徐々に、足が止まりはじめるレオン。
そりゃ、あれだけ、自分たちの「人とボールの動き」を、抑制されたら、足が止まるのも道理。
対するレッズは、前述したように、ボール奪取プロセス(守備)の積極性&攻撃性がアップしたことで、ゲームのイニシアチブ「も」握りはじめるるっちゅうわけだ。
わたしは・・
1点リードを奪ってからレッズが魅せつづけた、ボール奪取プロセス(守備)の、主体性プレーに、舌つづみを打っていた。
その一つひとつに言及しようとは思わないけれど・・
皆さんも、特にボールがないところでのレッズ選手たちのアクションの量と質に、目を凝らしてみましょう。
サッカーが、何倍も、楽しいモノになるはずですよ。
さて次は、「あの強い」マンチェスター・シティー。
彼らが擁する「個の才能」は、レオンの比じゃないからね。
彼らの場合は、組織がダメなら「個だ〜〜っ」ってなチカラ業ができる。
さて〜〜・・
いまから準決勝が楽しみで仕方ありません。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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