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- 2023_J2_第12節・・勇気をもって、攻守にわたり、積極的&攻撃的に「主体性プレー」をブチかませるようになった(思いだし、再認識した!?)城福浩ヴェルディ・・(水戸ホーリーホックvsヴェルディ、0-2)・・(2023年4月29日、土曜日)
- 前半の、城福浩ヴェルディ・・
先ほどアップした「マリノスvsグランパス」でも、思ったけれど・・
スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での「人とボールの動き」を重視するチームの「良いリズム」をブチ壊すのは、そう難しいコトじゃない・・
そう、前半のヴェルディは、前述マッチの、マリノスの前半と同様に、ドツボにはまっていたんだ。
要は・・
ショート&ショートで、相手を翻弄しようとする「動き」の多くが、水戸のワナにはまっちゃったんだ。
もちろん、城福浩ヴェルディは、素早く、広く、スムーズな「人とボールの動き」で、相手を翻弄し、ウラのスペースを突いていこうっちゅう、発想。
でも・・
そう、相手が、その人とボールの動きの「リズム」を、しっかりと予測し、潰せたら・・!?
今度は、「動き」そのものが、停滞しはじめちゃうでしょ。
そして、ショートカウンターを喰らう。
城福浩ヴェルディの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)目標イメージング・・
それは、素早くスムーズで、広い、人とボールの動きで相手を翻弄し、スペースを突いて、ゴール機会を創り出すコトでしょ。
その目標イメージが、前半のヴェルディでは、どうも希薄ってな印象があったんだ。
もっと、シンプルに「動き」を演出しながら、ボールがないところでの「人の動き」を加速させるなかで、しっかりと最終勝負プロセスを「機能」させる・・
そんなイメージで観戦しているコチラは、フラストレーションが溜まりつづけていたよ。
・・どうして、もっとシンプルに「タテへ」仕掛けていかないんだ・・
・・何だ、アンタたちは、ミスをしたくないから安全パスに逃げているだけじゃネ〜かっ!!・・
・・もっと単純に、勇気をもって勝負をしていけよっ!!・・
・・等など。
数字的にも、ポゼッションとは裏腹のシュート数なんだよ。
7割ちかくもボールを保持しているのに、シュートは、水戸の半分・・ってな体たらく。
シンプルに、シンプルに・・
もちろん、「シンプル過ぎた」ら、相手に、そのボールの動きを「読まれ」て潰され、危険なショートカウンターを喰らってしまう。
だから、もっと、もっと、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションを多用しなければ・・なんて、心のなかで叫んでいたモノさ。
でも後半は、様相を異にする。
城福浩の指示が的確だったのか、徐々に、サッカーの「流れ」が好転していったんだよ。
・・よりシンプルに・・その動きのなかで、より積極的に仕掛けていく・・
そして、バスケス・バイロンを中心に、「外からのクロス攻撃」に、徐々に「危険な香り」が漂いはじめていくんだ。
もちろん、そんな良い流れのベースは、より積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)。
それを絶対ベースに、「前へ仕掛けていく」という意識が高まったということか。
そう、選手たちは、より積極的に、攻守にわたる「主体性プレー」の内実をアップさせはじめたんだ。
こうなって、やっと、ホントにやっと、城福浩ヴェルディの「実力」が、具体的に「見え」はじめる。
ここなんだよ、難しいポイントは・・
「実力」を、ホントの意味で、効果的に「発揮」させるためには、自ら「すすんで」、そして勇気をもって、攻守ハードワークとリスクチャレンジ機会を、探しまくらなきゃいけないということなんだよ。
このコラムでは、選手たちが、その大原則を「思いだし、再認識」したって体感できたコトで、とてもハッピーになれたコトが言いたかった。
それにしても・・
そう、バスケス・バイロンとマリオ・エンゲルスは、やっと、ホントにやっと、実力を、発揮できるようになった。
それは、彼らが、勇気をもって、攻守にわたり、積極的&攻撃的に「主体性プレー」をブチかませるようになったからに他ならない。
もっと、もっと「やれよっ!!」、期待してるぜ。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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