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2023_J2_ 第41節・・試合後にマイクをとった城福浩が、最後の最後まで、決してあきらめずに闘い抜くって宣言した・・まさに、その覚悟こそが、選手たちの「足」を 限界まで動かすエネルギーになるはず・・(ヴェルディvs栃木、1-0)・・(2023年11月5日、日曜日)

そのとき、恥ずかしながら、全力のガッツポーズで、拳を握りしめていた。

タイムアップのホイッスルを聞きながら・・ね。

そりゃ、そうだ。

前々節ジェフ戦の、まさに奇跡の、大逆転ウィン。

そして、この・・

一人退場させられ、2本、3本と、ポストに助けられたにもかかわらず、後半37分に、中原輝がブチ込んだ、まさにミラクルなフリーキックによる辛勝。

もう、最終節に、「何か」が起きるって、信じるしかないじゃないか。

とはいっても・・

そう、ゲーム立ち上がりでは、ものすごく落胆させられていたんだ。

・・なんだ、ヴェルディは、もう諦めているのか・・

・・ってね。

たしかに、二つ目の「J1自動昇格のイス」をつかもうとする3チームの差は、極小(勝ち点1の差)だけれど・・

ヴェルディは、ジュビロ、エスパルスに、得失点差で「大きく引き離されている」だけじゃなく、この3チームが当たる最終節の相手は、下位に沈むチームばかり。

そのなかでヴェルディは、まず絶対に、アルディージャに勝たなきゃいけないだけじゃなく・・

そう、ジュビロとエスパルスが「勝ち点を失うこと」を期待しなきゃいけない。

たしかに、四位のヴェルディがリーグ2位をつかむためには、とても厳しい状況なのだ。

フ〜〜ッ・・

相手の不幸を期待する、他力本願。

そりゃ、たしかに健康的な心理じゃ、ありません。

それでも、プロなんだから、諦めるのは、許されない。

にもかかわらず、私は、このゲームの立ち上がり(まあ前半全般!?)での、ヴェルディの「プレー姿勢」には、憤りしか感じなかった。

彼らは、その「プレー姿勢」から、ネガティブなオーラを放散していたんだ。

そう、攻守にわたる、ボールがないところでのアクションの量と質に、まったく「闘う意志」が感じられなかったんだよ。

確かに、ボール奪取プロセス(守備)をうまく機能させ、失点は防げるだろうけれど・・

次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を、まったく効果的に機能させられない。

それじゃ、スペース攻略の雰囲気さえ醸(かも)し出せないのも、道理。

わたしは、かなり落胆しながら観戦していた。

それに輪をかけて・・

ダゾンのカメラワーク(ズーミングワーク)も、もう、最低だったんだ。

そう、寄り過ぎ。

それじゃ、グラウンド全体のゲーム展開イメージを「感じ」られるはずがない。

このテーマについては、今朝アップした「久保建英コラム」も、ご参照あれ。

フ〜〜ッ・・

そんな、こんなで、モティベーションが最低レベルまで落ち込んでしまった筆者だったんだ。

それでも・・

そうなんだよ、前半が終わる直前に、深澤大輝が、二枚目のイエローで、退場させられたんだ。

その退場シーンを観ながら、わたしは、こんなコトを考えていた。

もしかしたら、退場という強烈な「刺激」によって、前半の「ぬるま湯ヴェルディの意志」が、大きく活性化するかもしれない・・。

一人足りなくなり、相手に押し込まれるというジリ貧の展開は、どんなプロ選手だって、アタマにくる状況の、はず。

そこで、押し込まれつづけるような無様なチームだったら・・

そりゃ、はじめから昇格なんて、望む方が、他のプロたちに対して、失礼だよ。

そして、後半。

まあ、たしかに、期待するほどの「高揚感」は、演出されなかったけれど・・

それでも、ボールがないところのアクション量と質は、少しはアップ傾向に乗ったかもしれない。

ただ結局は、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の内実を、「危険」なレベルまで高めることは、最後までかなわなかった。

だからこそ・・

この勝負マッチを、「再びの奇跡」とも表現できるカタチで、勝ち切れたコトには、何かしらの「意味」が内包されていたって思いたい筆者なのだよ。

とにかく・・

試合後に、マイクを執った城福浩が、力強く、ファンに対して語りかけていたように・・

最後の最後まであきらめず、200%の「意識と意志パワー」で、最終マッチに臨んで欲しいと思っているのは、私だけじゃないというコトだね。

ガンバレ〜・・

城福浩ヴェルディ〜〜〜ッ!!!


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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