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2024_ACL・・ あれほどの絶対チャンスを、モノにできなかったんだから、そりゃ、(観ているコチラの!)気持ちが萎え、最悪の結末さえ考えはじめちゃうのも道理だよ ね・・でも、ホント、勝ってよかった・・(マリノスvsバンコク、1-0)・・(2024年2月21日、水曜日)

ホントに、手に汗にぎった。

何せ・・

強烈な「意識と闘う意志パワー」に支えられた、バンコクの、ボール奪取プロセス(守備)と対峙したわけだからネ。

そのバンコクは、局面デュエルでは「爆発」するけれど、そこに至るまでのプロセスでは、冷静なプレー姿勢と、素晴らしいハーモニーを魅せつづけたんだよ。

そして彼らは、ひたむきに、一発カウンターを狙いつづけるんだ。

第一戦では、そんなバンコクのプレー姿勢が、最後の最後で、むくわれた(2対2のドローに持ち込んだ!)わけさ。

そして、この試合でも・・

バンコクの、超絶の「粘りディフェンス」が光り輝きつづける。

彼らは、マリノスの人とボールの動きを、完璧にイメージングできている。

とはいっても、そんな厳しい相手と対峙したマリノスだって・・

意図したイメージングの結晶か、単なる偶発かは、様々だったけれど、とにかく、何度も、決定的なゴール機会は、創りだしたんだよ。

でも、それを、うまくモノにできない。

とはいっても、マリノスの、チャンスメイクの「内容」には、課題が、見て取れた。

ダゾン解説の水沼貴史も言っていたけれど・・

そう、シンプルなワンツーによる抜け出しが、少な過ぎるというのが一点。

そんなだから、マリノスが得意の・・

ワンツーを積み重ねるような、「必殺」のダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションは、まったく影を潜めていた。

また、わたしの眼には・・

ミドル弾がない(それにトライする雰囲気さえ出てこない!)だけじゃなく、サイドからの(明確な意図を込めた!)クロスも、少なすぎる。

とにかくバンコクは・・

中央ゾーンを固めているだけじゃなく、マリノスの「人とボールの動き」に対しても、素晴らしくクリエイティブなアクションの積み重ねで、対処しちゃうんだ。

そこで彼らが魅せた、緩急織りまぜた、忠実&ダイナミックなチェイス&チェック(寄せ)は秀逸の極みだった。

そうなんだよ・・

彼らは、決して、「行き過ぎた」チェイス&チェック(寄せ)を氏欠けるわけじゃない。

そうではなく、あくまでも最初は、ポジショニングバランスの執れた「ウェイティング」なんだ。

そう、マリノスが、仕掛けをスタートするのを待ったり、自分たちの守備イメージに「はめ込む」ように、狡猾に、仕掛け「させたり」するんだよ。

そう、バンコク守備は・・

マリノスの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の「やり方」を、しっかりイメージングできているからね、

だから、決して、寄せ「過ぎる」ようなコトは、しない。

そして、バランスを執りながら、マリノスの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を、しっかりと観察し、効果的に、マリノスのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を、抑制する。

バンコクの監督さんは、とても優れた戦略・戦術家だと感じた。

そう、行き過ぎず、次の「ボール奪取」を、クレバー&クールに狙いつづけるバンコク。

そんな、統制の取れたディフェンスは、感動的でさえあった。

だから逆に、「それ」に嵌(は)められているマリノスを観せられるのは・・

ちょっと、疲れた。

さて、これで、ACLには、マリノスだけが、生き残った。

そして次に当たるのが、フロンターレを、究極の「ブツ切り個人プレー」で、うっちゃった、中国の山東。

マリノスには、フロンターレの「悔やんでも悔やみきれない敗退」の、敵を取ってもらいたいね。

ということで、今日も(!?)、こんな感じで、キーボードから離れます。

ご容赦あれ。

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あっ、最後に・・

今日もまた、第一戦と同様に、素晴らしい「意識と意志パワー」を炸裂させた、篠田善之ヴァンフォーレに対して、称賛と感謝の拍手をおくります。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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