トピックス
- 2024_
日本代表(WM最終予選)・・素晴らしい、粘り強い「主体性サッカー」を魅せつづけた森保一ジャパン・・相手が、チカラのあるインドネシアだったことも、
進化&深化の一助になったという視点もありそうだ・・(インドネシアvs日本, 0-4)・・(2024年11月15日、金曜日)
- とても貴重なゲームだったと思う。
貴重・・
そう、この時点で、ある程度しっかりと「サッカー」ができるチームとの勝負マッチだったこと。
しっかりとしたサッカー・・
もちろん、攻守にわたって、自信をもったプレーができている相手のこと。
ダゾン解説の中村憲剛も言っていたけれど、インドネシアの「帰化選手」たちは、本場での体感を積み重ねているんだろうね・・
攻守にわたって、ボールまわりで、決して、焦ったり、余裕を失ったりしない。
そして、チャンスを見計らったカウンターで、危険なスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)をブチかましてくる。
そのシチュエーションでは・・
自信があるからこそ、そのカウンターの流れに、何人も、チームメイトが「乗って」くるんだよ。
そして実際に、立ち上がりの時間帯、彼らは、まさに決定的なゴール機会を、二度、三度と、創りだした。
サンキュー、鈴木彩艶・・
まあ、そんな、勇気をもって攻め切る姿勢の背景には、韓国の英雄、シン・テオン監督の、優れた心理マネージャー手腕もあるっちゅうコトなんだろうね。
とはいっても・・
スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での全体的な流れとしては・・
最後のトコロで、やっぱりインドネシアは、個の勝負を前面に押し出し、過ぎる。
だから、日本ディフェンスも、局面デュエルに持ち込みやすかったし、潰しやすかった。
そんなインドネシアに対して・・
森保一ジャパンのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、人とボールの動きと「そのリズム」が、とても秀でていた。
そんな「動きのリズム」が優れているからこそ、ボールがないところでのアクションの量と質も、実効をともなったカタチで高揚してくるし、ボールも、自然と「そこ」に動いていくんだ。
もちろん、三笘薫とか堂安律にボールが入れば、個のドリブル勝負「も」あるし、そのままシュートまでいってしまうケースだってある。
まあ、でもやっばり、森保一ジャパンのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、人とボールの「動きのリズムマネージメント」こそが゛「命」だって感じていた筆者なんだよ。
それが優れているからこそ、両サイドからのドリブル勝負だって、実効レベルを極限まで高められる。
ここで採りあげているのは・・
「組織と個のバランス」というテーマね。
そこでの、選手たちの「意識と意志」は・・
攻守ハードワークとリスクチャレンジ姿勢でのみ、培われる。
そう、主体的に「仕事」を探しつづけるプレー姿勢ね。
とにかく、森保一ジャパンでは、攻守ハードワークとリスクチャレンジから、「失敗を恐れて逃げる」ような姿勢は、まったく感じられない。
そう、強烈な「意識と意志ポテンシャル」を絶対ベースにする、主体性プレーの集約。
それこそが、チーム全体が共有する、「哲学」的、心理・精神的な絶対バックボーンなんだろうね。
志向するのは、世界トップ。
そこに至るための「内的な課題」は、まだまだ多い。
森保一ジャパンは、その課題を、どんどん解決し、世界トップへ駆け上がっていくはず。
ガンバレ〜、森保一ジャパン〜〜・・
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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