トピックス
- 2024_J1_(変則)第3節・・このゲームには、両チームにとって、とても価値のあるイメージング資産が、内包されていた・・(マリノスvsガンバ、2-0)・・(2024年4月10日、水曜日)
- ガンバ大阪のプロコーチ、ダニエル・ポヤトス・・
とても良い仕事をしている。
たしかに、その優れたサッカーは、「まだ」良い結果には、つながっていないけれど・・
彼らは、イニシアチブを握るなかで、しっかりとゴール機会も、創りだしているんだ。
でも彼らは、このところのリーグ戦3試合では、ノーゴール。
シュート決定力に課題がある・・!?
もしかしたら、「スピリチュアル」な要素が、大きくのし掛かっているのかもネ。
それは、言葉では、うまく表現できない、グラウンド上の現象なんだ。
でも、わたしは、その「内実」を、体感しているつもりではあるのさ。
そのテーマに関しては、この「コラム」を、ご参照あれ。
わたしは、ゲルト・ミュラー、ルディー・フェラー、はたまた、ミロスラフ・クローゼといった、ドイツの伝説的なストライカーを、個人的に知っている。
そして、ヤツらが、「何かを超越した感性」の持ち主であることも、知っているつもりだ。
でも、そんな彼らは、自分の「特別な感性」を、言葉に託して表現することは、得意じゃない。
それでも・・
・・そうだな〜、ツボにはまったチャンスだったら、打つ前から、ゴールに転がりこんでいるボールが見えるコトがあるよな〜・・
・・それは、絶対的な自信ってな感じかな・・
・・そんな、確信があるからこそ、リラックスしてシュートできるっちゅうわけさ・・
・・でも、その感覚は、やっばり、トレーニングでの努力のたまものだと思うよ・・
ゲルト・ミュラーが、わたしに、そんなニュアンスの内容を語ってくれたんだけれど・・
それって、何か、つかみ所のない「ツボ」ってな感じか!?
さて〜〜・・
あっと、ガンバのハナシだった。
彼らは、このゲームでも、ゴール機会という視点じゃ、マリノスを、凌駕していた。
ショートカウンターやセットプレーからネ。
まあ、現代サッカーの「全体トレンド」そのままにネ。
そう、相手のディフェンス組織が整わないうちに最終勝負に持ち込んだり、セットプレーでの「確固たるカタチ」をもっていたり・・
でも、流れのなかから・・というゴール機会は、多くはなかったよね。
そう、両チームともに・・ネ。
カチッと組織された相手ディフェンス組織を、崩していくのは、難しいんだよ。
両チームともに、ボール奪取プロセス(守備)での、「イメージング・シンクロ」が、とてもうまく機能しているわけだからネ。
もちろんそこでは、予測能力ともいえる「最後の半歩というファクター」が、チームメイトのなかで、うまくシェアできているコトが、重要なんだ。
両チームともに、その「イメージング機能性」が素晴らしかった。
そして、そんな強固なディフェンス組織を崩していけるような、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の武器こそが・・
そう、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションなんだよ・・
まあ、たしかに、「それ」をうまく機能させるのは、とても難しいけれど・・さ。
だからこそ、カウンターやセットプレーが、チャンスメイクの「キモ」になるっちゅうわけだ。
ということで、このゲームでは・・
結局ホームのマリノスが、「2-0」の勝利を収めたわけだけれど、内容的には・・
勝利の女神が、ガンバに微笑んでも、まったくおかしくなかったっちゅうわけだ。
ところで、このゲームの価値だけれど・・
ガンバにとっては、自分たちが志向するベクトルの正しさを、チーム全体で「シェア」するという意味合いで、とても貴重だったと思う。
また、マリノスにとっても・・
勝ち点3をゲットしたというコトだけじゃなく・・
来週からの、ACL東地区「決勝」を勝ち抜くためにも、この「粘り勝ち」には、とても重要なコノテーション(言外に含蓄される意味)が内包されていたと思う。
相手は、強力な、韓国のウルサン。
相手にとって不足なしだけれど・・
そんな強い相手と対峙しても、今日のサッカーのように、冷静に、そして勇気をもって闘えば、必ず結果は、ついてくる。
その「ACL」、いまから楽しみで、仕方ない。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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