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2024_J1_ (変則)第13節・・この勝利で、マリノスが、美しい質実剛健サッカーに復活してくれることを願います・・また、内容的には、リーグ随一のミヒャエル広島 サンフレッチェにも、頑張ってもらいたい・・(マリノスvsサンフレッチェ、3-2)・・(2024年6月19日、水曜日)

いったい、どうしちゃったんだろ〜・・

このところの、マリノスの体たらく。

特に、18節のゼルビア戦の内容が、ヒド過ぎた。

ボール奪取プロセス(守備)で、完璧に、ゼルビアの後塵を拝しつづけたんだ。

そんなだから、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、ボールがないところでのアクションの量と質がアップするはずがない。

ACLでは、ものすごい「粘り腰」で決勝まで、駒を進めた。

粘り腰・・

それは、積極的&攻撃的ボール奪取プロセス(守備)が素晴らしかったということ。

だからこそ、相手にイニシアチブを握られながらも、チャンスを見計らい、人数をかけて最終勝負をブチかましていけた。

そんな、最高の「意識と意志」をみなぎらせるマリノスを、わたしは、日本サッカーのアイデンティティとまで、評した。

アイデンティティ・・

わたしは、それを、「誇りのリソース」って、定義する。

そんな、日本サッカーのアイデンティティが、ACL決勝で、悔しい敗北を喫してしまうんだ。

たしかに、直後の、レイソルとのリーグ戦は、内容でも結果でも、明白に相手を上回った。

そこでわたしは・・

・・マリノスは、ACLでのギリギリ勝負で、何か大切なモノを体感し、それを発展させている・・

・・なんて、感じていたんだよ。

でも、そのレイソル戦以降は、まさに鳴かず飛ばず。

特に、第18節、ゼルビアとのリーグ戦は、前述したような、体たらくサッカーだったんだ。

それは、ボール奪取プロセス(守備)でのハードワークの内実が、いい加減なレベルに成り下がっていたからに他ならない。

相手は、「あの」超絶の徹底(戦術)サッカー、ゼルビアだからネ・・

マリノスの、あの「いい加減」なプレー姿勢では、簡単に「やられてしまう」のも道理。

そして、徐々に、攻守にわたって、選手の「足」がピタリと止まっちゃうんだ。

わたしは、そのゲーム(マリノス対ゼルビア)を観ながら、ものすごく落胆させられたモノさ。

そして、この試合でも・・

前半2分に、サンフレッチェ加藤陸次樹に、決定的スペースに入り込まれ、先制ゴールを流し込まれてしまった。

このマリノスの体たらく状態は、いったい、どこまでいっちゃうんだろう・・

そして、その後も、攻守ハードワークで、サンフレッチェに凌駕されつづける、マリノス。

もう、観るのを止めようかとさえ、思ったモノさ。

でも・・

そう、徐々に、マリノスのサッカーが、エネルギッシュな活気を帯びていくんだよ。

そのキッカケは、たぶん・・

中盤のリーダーシップを握ったトライアングル(喜田拓也、天野純、渡辺皓太)がブチかます、守備ハードワークが、かみ合いはじめたコトだと思う。

ボール奪取プロセス(守備)でのチェイス&チェック(寄せ)のコンビネーションが、うまくリンクし始めたんだよ。

そんなだから・・

次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)に「も」、勢いが乗っていくのも、道理だった。

勢い・・

もちろん、ボールがないところでのアクションの量と質・・。

そう、3人目、4人目のフリーランニング。

そうこうしているうちに・・

サンフレッチェ中盤の要人、満田誠がレッドカードを受けるってなアクシデントが起きてしまう。

そうなったら、もちろん、マリノスが牛耳る「イニシアチブ」にも、俄然、勢いが乗っていくのも当然の成りゆきだった。

そして、何度かの、ゴール機会。

もしかしたら、調子を取り戻したマリノスが、このままの「流れ」で、決勝ゴールまでブチ込んじゃう!?

ところが・・

そんなイメージが支配しはじめた後半32分。

コトが、起きてしまう。

そう、ボールをもった大橋祐紀が、1人、2人と、マリノス守備をかわして、マリノスゴールに迫ったんだよ。

それは、まさに、あれよあれよってな感じだった。

そして、あろう事か、そのまま、大橋祐紀が、勝ち越しゴールまでブチ込んじゃうんだ。

一人足りないサンフレッチェが、だよ。

それは、ゲーム&勝負の展開テンデンシー(傾向)からすれば、まさに「唐突の極み」みたいなゴールではあった。

残り15分で、そんな「ドラマ」が待ち構えているなんて・・

でも、ドラマは、それで終わりではなかった。

でも・・

アンデルソン・ロペスとヤン・マテウスが、「ダイレクト」でブチ込んだ、同点&決勝スーパーゴールについては、お恥ずかしながら、もう語るパワーが、残されていないんだよ。

とにかく、わたしは・・

この劇的な勝利で、マリノスが、以前のベストフォーム(物理的・心理・精神的な状態)を取り戻してくれることを願って止まない。

そう、ミヒャエル広島サンフレッチェにしても、マリノス、アントラーズ、ヴィッセル、ガンバ、サンフレッチェ、セレッソ、そしてレッズといった・・

美しい質実剛健サッカーを標榜するチームに頑張ってもらわなければ、「あの変な」サッカーが、リーグのランキングを支配しちゃうじゃないですか。

それって、やっぱり、あってはいけないことだし、そこには、プロサッカーの衰退のキッカケになってしまう危険が潜んでいるって思うのさ。

とにかく、変な、「寄せ・命」とか「タテへの仕掛け・命」ってなサッカーを、何としても、止めなきゃいけない。

何としても・・ね。

フ〜〜ッ・・


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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