トピックス
- 2024_
日本代表(WM2次)・・後半、DPRKがブチかました、レベルを超えて強烈な「意識と意志パワー」は、ツボにはまったら危険この上ない・・とはいって
も、森保一も、チームに「落ち着き」を取り戻す采配で、しっかりと対応した・・とにかく、良い学習機会ではあった・・(日本vsDPRK,
1-0)・・(2024年3月21日、木曜日)
- 何だったんだろうネ〜、後半に魅せつづけた、DPRKのガンバリ・・
「チカラ業」のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)が、威力を発揮しつづけた。
もちろん、その絶対ベースは、ボール奪取プロセス(守備)。
とにかく、チェイス&チェック(寄せ)が、ハンパないんだよ。
もう、「あれ」は、意志のチカラとしか、表現しようがない。
でも、森保一ジャパンは、そんな相手の「スピリチュアル・パワー」を、チーム戦術的な「采配」で、しのぎ切った。
そう、中盤ディフェンスの「核」、遠藤航と・・
最終ラインを「スリー」へ変更し、その「核」に、谷口彰悟を、据えたんだ。
その交替(監督采配)が、功を奏した。
そう、徐々に、DPRKの「意志パワー」が、減退していったんだよ。
・・というか、それまで、相手のパワーに押され気味になっていた森保一ジャパンに、落ち着きが戻ってきたって表現した方が、いいね。
そして結局、押し込まれながらも、ほとんど、DPRKに、危ないシーンを創らせなかった。
とはいっても・・
そう、5日後の、ピョンヤンでのリターンマッチが、とても厳しい闘いになることを、しっかりとイメージしておかなければいけない。
そこは・・
イレギュラーするボールを足であつかうことで、不確実なファクター満載のサッカーだからネ。
そう、サッカーは、究極の「心理ボールゲーム」なんだよ。
もちろん、チーム&ゲーム戦術的な「イメージング」は、選手のアタマに浸透させなきゃいけない。
でも・・
最後は、選手たち自身が、強い「意識と意志パワー」に支えられた勇気をもって、主体的にプレーできなきゃ、何も生み出せないんだ。
そう、ボール奪取プロセス(守備)においても、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも・・
その視点で・・
美しさやスマートさとは無縁だけれど、闘う意志だけは、世界の誰にも(特に日本には!!)負けないDPRKは、勝負強さを発揮する。
あっと、そのスマートさだけれど・・
それを象徴する「キー・ポイント」こそが・・
「スペースパス」の内実に、象徴されるっちゅうわけだ。
観はじめて直ぐ・・
DPRKとの「レベル差」を象徴する、そんなキーワードが脳裏に浮かんだモノさ。
そう、ボールがないところでのアクションの量と質という視点で、日本代表に、一日以上の「長」があるって思ったのさ。
そんなスマートなサッカーだからこそ、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)で魅せる、組織コンビネーションが光り輝くんだ。
もちろん、相手のDPRKとは・・
ハイレベルな人とボールの動きと、そのリズムという(戦術発想的な!)視点じゃ、比べようがない。
とはいっても、DPRKは、一発タテのカウンターなど、前述した「意志パワー」に支えられた「チカラ業」では、怖さを感じさせる。
そんな相手に対して、森保一ジャパンは、あくまでも、組織的なスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を前面に押し出すんだ。
そこでの、決定的なウェポン(武器)こそが・・
ボールがないところでのフリーランニングを(ワンツーを!)積み重ねる、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションというわけだ。
前半2分に、田中碧がブチ込んだ先制ゴールは、言わずもがな・・
それ以外でも、何度も、素早い「人とボールの動き」をベースに、決定的なゴール機会を創りだしつづけた(特に堂安律と前田大然!!)。
でも成就させられず・・
そのことが、後半の、DPRKの「レベルを超えたガンバリ」の流れを、引き出してしまうんだよ。
まあ、とはいっても、DPRKの「攻勢」が、森保一ジャパンのボール奪取プロセス(守備)機能性を、決定的に乱したというワケではなかったけれど・・
もちろん、サッカーだから、「エイヤッ!のシュート」で、何が起きるか分からない(ポストシュートが1本あった!)。
だからこそ、交替出場した、遠藤航と谷口彰悟によってもたらされた「落ち着き」が、ものすごく重要な意味をもっていたっちゅうワケだ。
とにかく森保一ジャパンは・・
5日後の、ピョンヤン、人工芝スタジアムでの対戦について、しっかりと「イメージトレーニング」を充実させておかなければならないと思う。
まあ、森保一と、「あの充実した」スタッフのコトだから、効果的な「心理マネージメント」を積み重ねてくれるとは思うけれど・・
とにかく、ガンバレ〜。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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