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2024_ ナデシコ親善・・同じタイプの対峙だったからこそ、内容でも、結果でも、違いを見せつけられた(体感できた)ことには意義がある・・協会女子部の責任者で もある、代理監督、佐々木則夫さんは、ナデシコの「キャパ」を広げることに「も」存分に寄与した・・(ナデシコvs韓国、 4-0 )・・(2024年10月26日、土曜日)

とっても、価値のある親善マッチだったじゃないか・・

もちろん「それ」は・・

韓国が、前からガンガン、ボール奪取プロセス(守備)を仕掛けてきたからだけじゃなく・・

その後のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも・・

押し上げも含め、組織的に(人数をかけて!)、しっかりと人とボールを動かすような高質サッカーを展開しようとしていたからに他ならない。

また彼女たちには、日本に対する何らかの「思い」もあった!?

やっぱりサッカーは、究極の「心理ボールゲーム」なんだよ。

ということで、ナデシコ・・

とても高い「熱量」の韓国に対しても・・

日本サッカー協会女子部の責任者、佐々木則夫(代理!?)監督が意図する、積極的&攻撃的サッカーが、抜群の存在感を魅せた。

前半と後半、立ち上がりの時間帯・・

そこでは、ナデシコの女傑連中は、韓国の「高い熱量」を体感したはず。

そして・・

そう、彼女たちは、そんな「相手の熱量」を取り込みながら、逆に、それを自分たちの燃焼エネルギーに変換しちゃうんだ。

そして、攻守ハードワークとリスクチャレンジ姿勢が、加速していく。

頼もしいネ〜〜・・

ところで、相手の「熱量」を、テメーらの燃焼エネルギーへ変換したコトだけれど・・

もちろん、それは、佐々木則夫がイメージする、より積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)の機能性アップとして、グラウンド上に現出する。

そして「それ」は、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)にも寄与する・・

そう、ボール奪取プロセス(守備)の内実こそが、サッカー内容の「すべて」を決めるんだよ。

そこでの、寄せやカバーリングなどのハードワークがリードする「イメージング」こそが・・

次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、ボールがないところでのアクションの量と質を決めるっちゅうわけだ。

ナデシコの、人とボールの動きのリズム・マネージメントが、高揚しつづけるのも、道理。

ところで、その「リズム」の演出家だけれど・・

いうまでもなく、その中心は、長谷川唯と長野風花だよ。

皆さんも観られたように、この2人がボールをもったら、周りのチームメイトたちの、ボールがないところでのアクションの量と質が、高揚しつづけるんだ。

だからこそ、人とボールの動きのリズムもアップするし、その高揚が、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションの内実をも、アップさせる。

それこそが、ナデシコが、世界で存在感を発揮できるための、唯一といっていいほどの「実効ツール」なんだよ。

相手が欧米のプレイヤーだったら、フィジカル勝負を、うまく避けなきゃいけないからね。

まあ、とはいっても・・

近頃じゃ、そのフィジカル要素でも、かなり高いレベルで競り合えるようにはなっているけれど・・

それは確かなコトだけれど、ナデシコは、フィジカル要素に、懸けるわけにゃいかないんだよ。

だからこそ・・

あっ、20年来、そのテーマは、語り尽くしているか・・

最後に、交替出場のプレイヤー・・

特に、谷川萌々子。

素晴らしかったね。

シンプルに、ダイレクトでパスを回しながも、しっかりと、次、その次のパスレシーバーとして効果的に機能しつづけていた。

そんな、シンプル展開パスだけじゃなく、ココゾの場面じゃ、タメからの、必殺ロング勝負パスをブチ込んだりもする。

また、ボールがないところでの勝負アクションのイメージングにも長けているし、ボール奪取プロセス(守備)での、主体性プレー(ハードワーク)も、素晴らしい。

イイね〜・・

彼女以外でも、植木理子、浜野まいか、千葉玲海菜、塩越柚歩、遠藤優もまた、全員が、チャンスを掴もうと、積極的&攻撃的プレーで、立派に、チカラを誇示した。

サッカー協会女子部の責任者でもある、佐々木則夫さんは、自ら、代表チームの「キャパ」を広げることに「も」十分に寄与した。

佐々木則夫さん、お疲れ様でした。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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