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2024_U23 アジアカップ・・やっぱり、中東のディフェンスは、ハードに堅い・・その「壁」をぶち破った大岩剛ジャパンの、一発チャンスメイク(二つのゴール!!)に は、コトの他のコノテーション(言外に含蓄される意味)が内包されていた・・(日本U23vsイラク、 2-0)・・(2024年4月30日、火曜日)

やっぱり、キャプテン藤田チマ・・

やっぱり、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション・・

そのテーマに、このゲームが与えてくれた「学習機会」の本質があったように、思う。

もちろん、そこでの、ギリギリの勝負において、躍動しつづけた(冷静に、意識と意志パワーをブチかました!!)大岩剛ジャパン若武者たちを誇りに思うし、感謝してる。

キャプテン藤田チマだけじゃなく・・

中盤での「彼の攻守パートナー」松木玖生・・

攻守ハードワークとリスクチャレンジを惜しまずに追加ゴールを流し込んだ荒木遼太郎・・

先制ゴールを、ものすごく冷静に流し込んだ、細谷真大・・

質実剛健の主体性プレーを魅せつづけた左サイド縦コンビ、平河悠と大畑歩夢・・

互いに、効果的に「使い・使われた」右サイド縦コンビ、左足の魔術師、山田楓喜と関根大輝・・

イラクがブチかました、ロング&ハイボールの仕掛けを、冷静沈着に受け、抑え込んだセンターバックコンビ、木村誠二と高井幸大・・

そして、これまた、冷静沈着に、肝心なトコロで「勇気」を炸裂させつづけたGK小久保ブライアン・・

また、交替出場し、その瞬間から躍動しつづけた選手たちと、ベンチで声をからして心理サボートに徹した仲間たち。

わたしは、心の底から、彼らを、誇りに感じていました。

あっと・・

こちらも、興奮冷めやらぬ・・ってな感性で、タイピングをつづけているので・・

もうちょっと、冷静に書かなければと、自戒はしているけれど、それでも・・ね。

彼らには、パリで、メキシコ尾倫ビックを「超えてもらいたい」って思うわけさ。

へへっ・・

ということで、ちょっとだけ、戦術的な視点・・

前半と後半のゲーム展開で見えた、微妙な「グラウンド現象の差異」・・ね。

それだけは、押さえておきましょう。

まず、大岩剛ジャパンの、「強さの源泉」・・

それは、何といっても、チーム一丸の、ボール奪取プロセス(守備)にあり、なんだよ。

そのコトを、「より」明確に体感できたのは、後半。

イラクが、より積極的&攻撃的なサッカーを仕掛けはじめたからね。

だからこそ、大岩剛ジャパンの「強さの源泉」を、明確に体感できたっちゅうわけだ。

そこでの、組織的な「イメージング・コンビネーション」は、もう、抜群。

誰も、「アタマ空白」なんていう、体たらくディフェンス姿勢に陥ることなく、次、その次の「守備イメージング」を、脳裏に描きつづけていたんだよ。

仲間のチェイス&チェック(寄せ)や、その「兆候」を感じながら、ものすごく積極的&攻撃的に、「次のボール奪取シーン」をアタマに描写しつづけている。

・・そう、頼もしく感じつづけていた筆者なのだ。

とにかく、選手たちの集中力は、レベルを超えていたんだよ。

あっと、後半のゲーム展開・・

イラクがブチかました、より「積極的な攻め上がり」が、テーマだよね。

要は、イラクが、より多くの人数をかけて、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)に、注力しはじめたということ。

だからこそ、大岩剛ジャパンの、ボール奪取プロセス(守備)が、いかに強力か・・を、より明確に感じられたということ。

それと、もう一つ。

イラク守備ブロックが、少しだけ「開き」はじめたことで、大岩剛ジャパンの、カウンターチャンスが広がったというポイント。

何回あったですかね、素早く創りだした決定的なゴール機会が・・

まあ、終わってみれば、「感動的な全体イメージ」に、かき消されちゃうけれど・・

でも、現場は、その「成し遂げられなかったチャンスメイク・プロセス」を、次のイメージトレーニング素材として、活用してくれるでしょ。

とにかく、よかった・・

決勝も、楽しみにしましょう。

では、すこし、寝ます・・


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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