湯浅健二の「J」ワンポイント
- 2024年Jリーグの各ラウンドレビュー
- 第19節(2024年6月23日、日曜日)
- わたしも、これからのリーグ後半戦へ向けて、ミハイロ札幌コンサドーレの、「降格リーグ」サバイバルチャレンジの証人になろうと思います・・(コンサドーレvsマリノス、0-1)
- レビュー
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- ちょっと、ネガティブに考えすぎていたのかもしれない・・
そう、17節ヴェルディ戦のコラム。
わたしにとっては、あり得ない、クラブ側からのアナウンスメントだったんだよ。
今シーズン限りで、ミハイロ・ペトロヴィッチが勇退する・・
そんなアナウンスメントは・・
様々な意味合いで、選手たちの気持ち(闘う意識と意志ポテンシャル!)を高揚させ、高みで安定させなければならない心理マネージメントにとって・・
ネガティブ以外の何ものでもない「心理環境」として定着してしまう危険性をはらんでいるんだ。
わたしは、そう考えている。
でも・・
そう、前節サンガ戦の後半や、このゲーム全体を、俯瞰すれば・・
選手たちの、闘う意識と意志ポテンシャルは、決して「地に落ちていない」と、感じられたんだよ。
あの、クラブからのアナウンスメントが、ミハイロや杉浦大輔コーチなどの現場スタッフ、また選手たちに、どのような「心理的影響」を与えたのか、そこのところは、分からない。
でも、グラウンド上の現象を観ていれば、ミハイロやコーチングスタッフの仕事内容は、悪くないって感じられる。
もちろん、攻守にわたる、ボールがないところでのアクションの量と質も評価すればのハナシね。
さて〜〜・・
とにかく、このゲームで、ミハイロ札幌コンサドーレが感じさせてくれた、チームパフォーマンスならば、彼らが「降格する」とは、考えられない。
逆に、リーグ後半戦へ向けて、大いなる期待がもてるとも、思えてくる。
徐々に、ケガ人も戻ってくるだろうしね。
後半戦の目標が、リーグ優勝じゃなく、「降格リーグ」での生き残りになってしまう!?
でも、現状を、しっかりと認識すれば・・
それが、現実的なターゲットになるのは、誰の目にも、明らかだよね。
そして、わたしは・・
それもまた、大いなるモティベーションになるはずだと、思うわけさ。
とにかく・・
いまのランキング(勝ち点)状況を考えれば、その目標が、「大いなる」ってな感じで形容されるほど厳しいモノだって、選手たち自身も、理解しているはず。
そして、もう一つの事実がある。
そんな「チャレンジ」なんて、人生のなかで、そう経験できるモノじゃないっ!!
そこで、全精力を注ぎ込むチャレンジができないのだったら、プロの資格はない。
ということで、わたしも・・
これからのリーグ後半戦へ向けて、そのサバイバルシリーズの証人になろうと思っていますよ。
自分自身の学習機会としても・・ね。
ガンバレ〜、ミハイロ札幌コンサドーレ〜っ!!
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、まだ、連載をつづけています。
一つは、選択したテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝、「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・と思っている次第。
もちろん、トピックスのトップページに「タイトル」をレイアウトしましたので、そちらからも入っていけます。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは-"Football saves Japan"の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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