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- 2016_なでしこ_リオ予選・・あ〜あ、これで一つの時代が過ぎ去ってしまった!?・・(なでしこvs中国、1-2)・・(2016年3月4日、金曜日)
- フ〜〜・・まあ、仕方ない。
これで、一つの「時代」に幕が下りた!?
私が、本格的に「このチーム」に興味を持ったのは、2009年7月に、ドイツのマンハイムで行われたドイツ女子代表とのフレンドリーマッチをスタジアム観戦したときからでした。
とにかく、その素晴らしい組織サッカーに、深く感銘を受けたことを覚えていますよ。
そのゲームについて現地からアップしたコラムは、「こちら」をご参照ください。
とにかく、その素晴らしいサッカーを観たことで、「なでしこ」が世界の頂点に立った2011年ドイツ女子W杯を、すべてのスケジュールで追いかけることを心に決めたわけです。
当時のレポートについては、「2011年コラム倉庫」をご覧ください。
そこでは、「女子W杯のコラムシリーズ」だけじゃなく、その直後に開催された、ドイツ(プロ)コーチ連盟主催のサッカーコーチ国際会議のレポートも、お読みくださいネ。
会議に参加していた世界の猛者コーチ連中が、「なでしこ」を絶賛していましたよ。
でも、その「なでしこ」が・・
澤穂希の引退も含めて、一つの時代が過ぎ去ったということか・・。
ちょっと・・というか、かなり寂しいですね。
でも、まあ、サッカーはつづくわけだから・・。
あっと・・今日の中国戦だけれど・・
このゲームで「も」、粘り強い闘いという視点で、物足りなさばかりが目立っていたね。
そう、忠実で勢いのあるチェイス&チェックからの連動ディフェンス(意志のディフェンス!)が、最後まで前面に押し出されることがなかったんだよ(まあ、後半の半ばには、良くなった時間帯もあったけれど・・)。
とにかく、ダイナミックな「連動ディフェンス」さえ機能すれば、必ず、次の攻撃でも、「なでしこ」らしい、人とボールが活発に動きつづける組織パスサッカーを展開できたはずだと思うわけだ。
でも・・
結局サッカーは、その機能性のすべてが、(連動)ディフェンスの内容によって決まってしまう。
コンパクトな(協力プレッシング)守備をブチかませれば、次の攻撃でも、人数をかけていくことも含めて、自然とボールがないところでの動きの量と質がアップしていくモノなんだよ。
それが・・
今回の「なでしこ」は、攻守にわたって、とても中途半端なサッカーに終始してしまった・・ということなんだろうね。
中途半端・・
そう、意志と勇気が足りなかった。
だから、攻守にわたって、ボールがないところでの動きの量と質もアップしていかなかった。
あ〜あ・・気力が、どんどん萎えている。
ゴメンなさい。ということで、このコラムは、ここまでにさせてください。
フ〜〜ッ・・
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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