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2019_天皇杯・・強豪のホンダは、優れたプロコーチ井幡博康監督に率いられ、立派な勝利をもぎ取った・・対する大槻毅レッズは、最後の最後までペースアップが叶わなかった・・(レッズvsホンダ、0-2)・・(2019年9月25日、水曜日)
				
   
   
   
   
			 
			
・・少しでも腰が引けると、それが、引き過ぎにつながってしまうかもしれない・・
    
・・そして、全体的にリトリートして(全体的に受け身に下がって!?)守りを固め、一発カウンターってなゲーム展開になりかねない・・
    
・・そんなサッカーじゃ、いくら勝ったって、いくら賞賛されたって、まったく、面白くも嬉しくもないじゃないですか・・
    
試合後、ホンダ井幡博康監督が、わたしの質問に応え、そんな素敵な内容をコメントしてくれた。
    
いいね〜〜・・
    
ホンダは、 JFLだけれど、既に昨シーズンまで3連覇している。
    
また今シーズンも、ここまで首位を守っている。
    
そんな強いチームだけれど、プロの「J」を目指さないというのが会社の方針だから、それに従った「アマチュアチーム」っちゅうわけだ。
    
でも、アマチュアとはいっても・・
    
彼らが、レベルを超えた強豪であるコトは衆目の認めるところなんだよ。
    
ということで、まず、その事実を再認識してもらいたかった。
    
だから、試合前に・・
    
・・甘く見ると、足許すくわれちゃうよ・・
    
レッズ関係者との立ち話で、そんなジョークを飛ばしていたんだよ。
    
でも、それが、現実になってしまって・・
    
そんなゲームについて、井幡博康監督の素敵なコメントがつづく・・
    
・・最後の15分は、(溜めていた!?)パワーを、最後の一滴まで絞り出すことができた・・
    
・・でも、全体としては、まだまだ腰が引けていると感じる・・
    
・・まあ、こんな大きな舞台に慣れていないということもあるのだろうけれど・・
    
・・とにかく、相手を(レッズを!)リスペクトし過ぎていると感じたんだ・・
    
・・それが、これからの(アントラーズとの勝負マッチに向けた!?)トレーニングでの心理マネージメントのテーマということですかね・・
    
また彼の口からは、「サッカーは究極の心理ゲームだ・・」なんていう深〜い発言も、まさに「当たり前で、ごく自然」といった雰囲気で出てくるんだよ。
    
そして・・
    
・・だから、選手たちの闘う姿勢(意志のポテンシャル)こそが、そのときのパフォーマンスを決定的に左右するんだ・・
    
・・なんて、ネ。
    
まあ、言わずもがなだけれど・・
    
そう、何といっても、イレギュラーするボールを足で扱うことで、不確実なファクターが山積のサッカーだから・・ね。
    
そんな、基本中の基本コンセプトを、深〜く理解している井幡博康監督の、優れた心理マネージャーとしてのコメントが、心地よいこと・・
    
とにかく、井幡博康監督は、とても優れたストロングハンドの持ち主だと感じた。
    
ということで、大槻毅レッズ・・
    
前半は、まさに鳴かず飛ばずだった。
    
何か、(相手がアマチュアということで!?)思い上がっているのか、とにかく、「個の勝負」ばかりを仕掛けていくんだよ。
    
そう、ボールがないところでのサポートの動きが、ワンツーアクションの積み重ねも含めて、あまりにも少なすぎたんだ。
    
まあ、あれほど「個の勝負」が前面に押し出されたら、そりゃ、周りのフリーランニングの勢いが殺がれてしまうのも道理だよね。
    
そしてハーフタイム・・
    
そこで、大槻毅監督が、こんな指示を出したとか・・
    
・・一つのランニングの後に、もう一つか二つのランニングを、しっかりと積み重ねていこう・・
    
私は、そのコメントを読んで、激しくアグリーしていた。
    
何せ、前半のレッズには、「それ」が決定的に欠けていたわけだからね。
    
繰り返しになるけれど・・
    
レッズ選手たちは、「個のチカラ」では自分たちの方が優っている・・」って勘違いしていた!?
    
まあ、そういう側面もあっただろうし、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションがうまく機能しないことで、結局「個の勝負」に落ち込んでいった・・っちゅう流れもあったんだろうね。
    
そんな、ジリ貧の前半だったけれど、大槻毅監督のハーフタイムでの指示が効いたのか、後半のレッズサッカーは、大きく改善していったんだ。
    
とはいっても・・
    
たしかに、人とボールの動き(そのリズム)は明確にアップし、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションの勢いも高揚していったし・・
    
そんな組織サッカーの流れのなかから、何度か、スペースを攻略できそうな雰囲気も醸(かも)し出せていたんだけれど・・
    
でも、そんな「良い流れ」が、チャンスメイク(ゴール機会プロセス)に、つながらない。
    
もちろん、それには、ホンダ守備ブロックが、とても効果的に機能していたという側面はある。
    
でも、やはり、レッズの仕掛けプロセスの内実が、何か「足りない」んだよ。
    
もちろん、その本質は、人の動きだよね。
    
それは、上海上港に、今シーズン最高のサッカーで競り勝った「ACLホーム戦」とは比べようもなかった。
    
まあ、今日は、こんなトコロでご勘弁を。
    
どうもうまく「気」が乗っていかないんだよ。
    
とにかく、次のリーグ戦(アウェーでのvs鳥栖)と、次の広州恒大とのACL戦を楽しみにしましょう。
   
  
   
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  - ところで・・
    
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
    
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
    
彼女については、このページやあのページを参照してください。
    
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
    
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
    
 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
    
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
    
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
    
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。 
   
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  - あっと・・
 
  
   
  - 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
 
   
  - ちょっと、プロモートさせてくださいね。
 
  
   
  - この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
 
  
   
  - とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
    
   
   
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最後に「告知」です。
    
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
    
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
     
  
   
  - そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
    
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
    
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
    
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
     
  
   
  - まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
  
   
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				 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
			
			
			
			
			
			
			
			
				 追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
			
			
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				 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
			
				 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
			
				 
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
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