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2020_J2_ 第10節・・樋口靖洋監督が率いる琉球・・とても優れた積極サッカーを魅せた・・また、美しい質実剛健サッカーを標榜するヴェルディは、着実に良くなって いる・・でもこの試合では、残念ながら「実」が伴わなかった・・(ヴェルディvs琉球、0-1)・・(2020年8月8日、土曜日)

すごかったネ〜、攻撃マインドを前面に押し出す(!?)積極サッカーの琉球。

サスガに、樋口靖洋。とても良いチームを創っている。

その樋口靖洋が登場する、「The Core Column」で発表したコラムは「こちら」

そこでのメインテーマは、戦術だったですかね。

そこじゃ、大枠の区別(発想ベース)から、ゲーム中に繰り出していく「対処戦術」までディスカッションしたわけだけれど、その導入部で、当時の「レッズ対マリノス」を採りあげたんだ。

もちろん私は、プロコーチ樋口靖洋を高く評価している。だから、自然と、冒頭の「サスガ」という表現が出てきたわけさ。

まあ、全体的な「仕掛けプロセスのイニシアチブ」という視点では、たしかに、ヴェルディに一日の長はあった。

それでも、積極的な前からプレス守備にしても、タテへ繰り出していく勇気ベースの仕掛けにしても、観ている者の心を掴むには十分すぎるほどのサッカー内容ではあった。

もちろん「観ている方」だけじゃなく、その積極サッカーは、「やっている選手」たちにも、限りのない「希望・期待&進化モティベーション」を与えていると思う。

そう、選手たちの進化・深化の「絶対ベース」は、なんといっても、(誰かに、やらされているのではない!!)主体的な取り組みなんだよ。

そんな、自分から「こうやりたい・・こうありたい!!」と、心底思って取り組む、攻守ハードワークとリスクチャレンジへの「自分主体の積極姿勢」を引き出すのが、監督のストロングハンド(優れた心理マネージメント)っちゅうわけさ。

ということで・・わたしは・・

樋口靖洋監督に対して、心からの拍手をおくっていますよ。

あっと・・ゲーム・・

ヴェルディは、ホントに、良くなっている。

前節(vs首位の長崎)前々節(vs強いアルビレックス)で魅せた、すばらしい集中力ベースの優れたサッカー(粘り強く、かつ、積極的な攻守ハードワークとリスクチャレンジあふれる内容!!)は、着実な「イメージング・ブレイクスルー」へと、つながっていると思う。

ここでも、プロコーチ永井秀樹にエールを送ろう。

まあ、結果はついてこなかったけれど、選手たちが積み重ねている、イメージングの「ポジティブな体感」は、確実に「次」を創造しつづけていると思うわけさ。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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