トピックス
- 2021_J2_第31節・・両チームの、高質な「意識と意志とイメージング」がぶつかり合う、魅力的な勝負マッチだった・・堪能した・・(ヴェルディvs町田ゼルビア、0-1)・・(2021年9月26日、日曜日)
- とてもハイレベルな勝負マッチだった。
両チームともに、攻守にわたって、とても集中したプレーをブチかまし合ったんだ。
要は・・
そう、両チームともに、攻守にわたって、高質な「意識と意志とイメージング」満載の、積極的&攻撃的なサッカーを魅せてくれたんだよ。
その、高質な、意識と意志とイメージング・・
その内実は、攻守にわたる、「ボールがないところ」での実効プレーの「量と質」に、如実に現れてくる。
えっ!? 分かり難いってか〜・・
スミマセンね。
例えば・・
町田ゼルビアの、素晴らしく忠実&創造的だったボール奪取プロセス(守備)。
「良い気づき」がテンコ盛りだったダゾン解説の坪井慶介も語っていたように、彼らの守備は、決して「受け身」ではなかったんだよ。
とにかく忠実に、積極的&攻撃的なチェイス&チェックをブチかましつづける。
そう、とてもダイナミックな前からプレス守備。
だからこそ、ボールがないところでのマーキングやカバーリングの効果的アクション、協力プレスへの集散などといった、目立たない(!)、決定的に重要なコア・アクションが、効果的に連動しつづけるんだ。
また彼らは・・
一度ワンツーで外されても、脱兎のごとく追いかけ、必死のタックルを仕掛けたりなど、チームメイトを勇気づける「忠実アクション」を積み重ねる。
そして、だからこそ・・
そう、次の攻撃でも、強烈に忠実な(!)ボールがないところでのサポートの動きを、活性化できるっちゅうわけだ。
また彼らは・・
何度か、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションで、決定的スペースを突くチャンスメイクまで魅せつけてくれた。
ホント、ランコ・ポポビッチは、「相変わらず」良い仕事をしているじゃないか。
さて、対する堀孝史ヴェルディ・・
彼らも、そんなゼルビアに勝るとも劣らない素晴らしいサッカーを展開した。
強烈な意識と意志が込められた、忠実で創造的なボール奪取プロセス(守備)はもちろんのこと・・
次の攻撃でも、しっかりとした人とボールの動きを絶対ベースに、何度も、「あの強い」町田ディフェンスのスペースを突いていった。
そう、ワンツーを積み重ねることで効果レベルを最大化する、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション。
まあ堀孝史ヴェルディの場合は、そんな組織に、とても効果的に、「個のテイスト」もミックスしていくよね。
だからこそ、効果的な、「仕掛けの変化」も演出できる。
それに対して、ランコ町田ゼルビアは、素晴らしく「忠実」な、ボールがないところでのサポートの動き(フリーランニング)が、目立ちに目立っていた。
「前からプレス」でボールを奪った次の瞬間には、まさに間髪を入れずに攻撃へ切り替え、ダイナミックに仕掛けていく。
もちろん「その流れ」に、何人もの選手が乗っかり、最前線へ飛び出していくんだ。
そのカウンターの勢いは、素晴らしいの一言だったよ。
とにかく・・
両チームが、これ以上ないほど「集中」した魅惑的な勝負マッチではあった。
そうそう・・
ダゾン試合後インタビューで、堀孝史が、そんなニュアンスの内容をコメントしていた。
・・いま我々がやっているサッカーの方向性は、正しいと思っている・・
・・だから、それを進化させることに集中したい・・
まさに、おっしゃる通り。
心情的にも、堀孝史には、頑張って欲しいと思っているよ。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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