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2021_ 日本代表(WM2次予選)・・タジキスタンとの第一戦を彷彿とさせるようなゲーム展開になった!?・・やっぱり、人とボールをしっかりと動かすための、積 極的&攻撃的なイメージングこそが!!・・(日本vsタジキスタン、4-1)・・(2021年6月7日、月曜日)

久しぶりの、実力チームとの公式戦(WM2次予選)。

2019年10月15日におこなわれた第一戦アウェーマッチは、「0-3」の勝利を収めた。

とはいっても、そのゲームの前半は、かなり苦労させられた。

その勝負マッチについては、この「コラム」をご参照あれ。

そして、今日・・

当時のアウェーマッチを彷彿させる・・というか、このゲームでの森保一ジャパンも、前半は、シュートにつながる「スペース攻略」という視点で、とても苦労させられたんだ。

そのゲーム展開は、こんな感じ・・

・・やっぱり、人とボールの動きこそが最重要テーマ・・

・・そう、フロンターレ鬼木達が、常に意識させている組織イメージングの基本・・

・・(パスを)出して、走る・・出して、動く・・

・・それを、忠実に、そしてダイナミックに継続する・・

・・前半の森保一ジャパンも、「人とボールの動き」を活性化させるために、もっと、出して動き、出して走らなきゃいけなかった・・

・・その「スイッチ」としての「仕掛けのタテパス」と「ワンツー」が、うまく機能しなかったんだ・・

・・「それ」がうまく回れば、それをキッカケに、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションだって加速させられたでしょ・・

・・しかし前半は、「人とボールの動き」を加速させられないまま終わってしまった・・

とはいっても、後半は、アウェー第一戦と同様に(!?)ガラリと様相を異にしていくんだ。

そう、それは、こんな感じ・・

・・何人か入れ替わった(選手のイメージングが活性化した!?)後半・・

・・そこじゃ、人とボールの動きも含め、良いサッカーを機能させるための「エッセンス」が機能しはじめるんだ・・

・・まず、前半では、かなり硬直していた各選手のポジショニングが、とても流動的に「動き」はじめる・・

・・そして、それをキッカケに、人とボールも、より活発に動きはじめるっちゅうわけだ・・

・・そんなだから・・

・・「出して動く、出して走る」も、うまく回りはじめるのも道理・・

・・そう、森保一ジャパンは、ワンツーを積み重ねていくことで創る、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションだってブチかませるようになっていったんだ・・

・・やっぱり、仕掛けのタテパスからの最初の「くさびのワンツー」を、うまく回すことが大事・・

・・そんな「くさびのワンツー」が機能したときには(ボールが、しっかりと次に動いたときには)、周りのチームメイトたちの決定的フリーランニングが加速していくのも道理・・

・・そう、3人目、4人目の動きも、しっかりと絡めるようになっていくんだ・・

・・そして、流れるような、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションも、美しく、そしてスムーズに機能しはじめる・・

・・もちろん、スペースも、よりスムーズに、そして効果的に突いていけるようになる・・

・・そこでの選手たちは・・

・・前半のように、「自分の基本ポジション」に張り付くのではなく・・

・・全員が、次のスペース攻略をイメージしているからこその、縦横無尽の「連動したポジションチェンジ」もブチかましていけるようになるっちゅうわけだ・・

・・そう、それこそが、本当の意味での、効果的な「仕掛けの変化」っちゅうわけさ・・

とにかく・・

相手が、ある程度の実力を備えていたからこそ、現場スタッフも、しっかりと、選手たちの「内実」を、より正確に把握できたに違いない。

そう、最終予選へ向けて・・ね。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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