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- 2022_J2_第39節・・城福浩ヴェルディ・・彼らには、来シーズンに向けて(!?)、いまの質実剛健サッカーのイメージを、さらなる高みへと高揚させて欲しい・・(ベガルタvsヴェルディ、0-2)・・(2022年10月2日、日曜日)
- たしかに、ちょっと「遅すぎた感」はあるけれど・・
前節もそうだったように、このところの城福浩ヴェルディのサッカーには・・
やっと、ホントにやっと、「質実剛健」の雰囲気が、充実してきているって感じる。
そう、優れた(魅力的な!?)サッカーで、しっかりと結果も掴み取れるサッカー・・。
そこでは・・
わたしは、「主体性プレー」って呼ぶけれど・・
とにかく彼らは、攻守ハードワークやリスクチャレンジを、一人の例外もなく、しっかりと「探しまくっている」と感じられる、積極的&攻撃的なプレーを魅せているんだよ。
ボール奪取プロセス(守備)では、素早く効果的な攻守の切り替え(トランジション)からのチェイス&チェック(局面デュエル)や、マーキング&カバーリングの充実。
スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、ボールがないところでのサポートの動き(3人目、4人目のフリーランニング等)の充実。
彼らは、攻守にわたって、しっかりと主体的に(!)動き、走りつづけていたんだ。
言葉を換えれば・・
彼らは、攻守にわたって、その目的を達成しようと、自分自身で判断、決断し、全力で実行していたとも言える。
そう、相手からボールを奪い返すために、そしてスペースを攻略していくために。
だからこそ、立派なサッカーで、順当な勝利を掴み取った・・って言える。
もちろん・・
二度、三度と、ベガルタに、決定的なゴール機会を創り出されてしまった。
そのシーンについては、ビデオで見返すことで、しっかりと脳内イメージに収納しておきましょう。
そう、次の「改善」のためにね。
ところで、城福浩ヴェルディの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)だけれど・・
このところ、より、組織マインドが強くなっているように感じる。
要は、人とボールの動きに、より明確な「リズム」が出てきているということ。
各ステーションで「こねくり回す」ようなプレーは少なく、選手たちが、より軽快なリズムで、人とボールを動かそうとしている・・っちゅうことだね。
もちろん、その「流れ」のなかに、効果的に「個の勝負プレー」もミックスするわけだ。
とにかく、全体的なサッカーの雰囲気として、選手たちが、より活発に、ボールを動かそうとしているって感じるんだよ。
まあ、「その流れ」で、しっかりとスペースを攻略できれば、次の勝負プレー(決定的パスやクロス、そしてもちろんシュートなど!)も、より可能性高く、繰り出していける。
たとえば、染野唯月がヘッドでブチ込んだ先制ゴール場面・・
そこでも彼らは、とても効果的にスペースを攻略したんだ。
馬場晴也へのバックパス・・。
それによって馬場晴也は、まったくフリーで、それもダイレクトで(素晴らしく正確な!!)決定的クロスを送り込めた。
もちろん、それ以外のシーンでも、何度か、バックパスや横パスなどで、「ある程度フリーなボールホルダー」を創りだせていた。
そう、そんな、スペースを攻略したシーンでは、決定的なコンビネーションだけじゃなく、ミドル弾だって(余裕をもって!?)ブチかませるんだよ。
ということで・・
いまの城福浩ヴェルディでは、「組織と個」の勝負プレーが、とてもハイレベルにバランスしてきているって感じている筆者なのだ。
さて、城福浩ヴェルディ・・
このゲームも、「粘りの勝利だった」って言えるでしょ。
まあ、さまざまな意味合いで、実力が拮抗してきている今の「J」では、相手を「圧倒して」勝利を収めるなんていうゲームは、希だよね。
だからこそ、誰もが、「攻守ハードワークとリスクチャレンジ」という、チーム戦術的な「絶対ベース」を突き詰めることが、これまで以上に、必要になっているんだ。
人は、そのプロセスを、「我慢強く・・粘り強く・・闘う」って呼ぶわけさ。
とにかく、城福浩ヴェルディには・・
いまの、質実剛健サッカーのイメージを、(来シーズンへ向けて!?)更なる高みへ高揚させて欲しいって、節に願っている筆者なのであ〜る。
へへっ・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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