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2022_J1_ (変則)27節・・ミハイロ札幌コンサドーレの強者どもが魅せつづけた立派な主体性プレーに乾杯っ!!・・もちろん、リカルド浦和レッズの粘り強いサッ カーからも、ポジティブな未来を感じさせられた・・(レッズvsコンサドーレ、1-1)・・(2022年10月12日、水曜日)

フ〜ム・・

ミハイロ札幌コンサドーレは、間違いなく、ホンモノの強豪へと進化している。

まあ、そのことは、30節の、強いマリノスとのドローゲームでも、書いたけれど・・さ。

以前のような、瞬間的な「気抜けプレー」で失点し、良いサッカーを展開しながら、結果的に一敗地にまみれてしまうような、悔いの残るゲームは、少なくなったんだよ。

とにかく、全員が、攻守ハードワークとリスクチャレンジを、積極的&攻撃的に「探しまくる」、ギリギリの主体性プレーをブチかましつづけるんだ。

そう、意識と意志とイメージングが充実した、美しい質実剛健サッカーを目指して。

試合後インタビューでミハイロも胸を張っていたように・・

コンサドーレは、勝ってもおかしくない立派なサッカーを魅せたんだ。

対する、リカルド浦和レッズ。

このゲームでも、とても辛抱強く、粘り強いサッカーを魅せた。

そう、高い「実効レベル」のボール奪取プロセス(守備)を絶対ベースにしてね。

そして、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では・・

手数を掛けずに、タテへ仕掛けていく。

そう・・

いつもの、スムーズで軽快な人とボールの動きは、どこへ・・??

まあ・・

彼らの「動きのリズム」が、本格的に盛り返していくには、まだ少し、時間がかかるということか。

とはいっても・・

そう、あれだけミハイロ札幌コンサドーレにイニシアチブを握られつづけていたにもかかわらず・・

実質的なゴール機会という視点では、リカルド浦和レッズに、一日の長があった。

まあ、その「流れのなか」でのゴール機会を、しっかりと得点に結びつけられなかったコトは、反省材料だったわけだけれど・・。

それにしても・・

そう、試合自体は、ものすごく高質でエキサイティングな、動的均衡ゲームだったんだ。

やっぱり、互いに、積極的&攻撃的に仕掛け合うゲームは、面白いよ。

もちろん・・

そう、「ノーガードの殴り合い・・」ってな低次元サッカーなんかじゃないよ。

そうではなく、互いに、攻守ハードワークとリスクチャレンジを、限界まで突き詰めるハイクオリティーマッチだったんだ。

そこで両チームがブチかまし合った、素晴らしくハイレベルな「仕掛け合い」は、見応え十分だった。

堪能した。

ところで・・

今日のリカルド浦和レッズのサッカーを観ながら、考え込んだ。

そう、アジアチャンピオンズリーグ決勝での、中東チームとのギリギリの闘い。

もしかしたら・・

この2試合(vs鳥栖、vsコンサドーレ)で魅せた、我慢強く、粘り強いサッカーこそが、ACLで頂点に立つために、ポジティブなイメージ資産になるかもしれない・・

あっ・・

来年のことを言ったら、鬼に笑われちゃう。

へへっ・・

ということで、最後に・・

やっぱり、シーズン終盤の、優勝争いと「降格リーグ」は、見応え十分だっちゅうテーマ。

実は、レッズ対コンサドーレがはじまるまでの間(30分)だけ、マリノス対ジュビロ、ヴィッセル対ベルマーレ、フロンターレ対サンガを、回し観戦していたんだ。

そして思った。

「降格リーグ」を争っているチームの、攻守ハードワークとリスクチャレンジの姿勢(ギリギリの主体性プレー内容)が、とにかく、ハンパない。

まさに、「これぞサッカー!!」ってな雰囲気だったんだよ。

後で、上記、すべてのゲームを観てみることにします。

あっと・・

そうそう、今日の結果で、優勝争いも、風雲急を告げてきたんだっけ。

マリノスとフロンターレの勝ち点差が、わずかに「2」まで縮まったんだ。

テレビとかダゾンじゃ、今節の結果によっては、マリノスの優勝が決まる・・なんて盛り上がっていたけれど・・

へへっ・・

とにかく、これで、ケヴィン横浜マリノスの緊張感も、「再び!!」極限まで高まるでしょ。

そう、主体的に闘う「意識と意志とイメージング」が、極限まで高揚するんだよ。

そして、ケヴィン・マスカットと鬼木達の、心理マネージメントの「ウデ」が試されるっちゅうわけだ。

リーグ戦、残り2ゲーム。

お互い、とことん、愉しみ尽くしましょう。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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