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2022_ナデシコ親善・・やっぱり、ボール奪取プロセス(守備)の内実こそが全てだよな〜・・(なでしこvsスペイン、0-1)・・(2022年11月16日、水曜日)

このゲームでディスカッションするテーマは、まあ、 一つに集中しようかな。

ボール奪取プロセス(守備)における、チェイス&チェックの「勢いの調整」・・

またまた、分かりにくい表現。

要は・・さ・・

次、その次でボールを奪い返すプロセスの「とっかかり」についてのディスカッション・・

そう、そのチェイス&チェックの内実によって、チームメイトたちの「次の守備イメージング」も決まってくるっちゅうわけだ。

その「勢い」を、うまく調整することで、エネルギーを失い「過ぎず」に、ボールを奪い返し、イニシアチブを握る・・っちゅうテーマかな。

もっと言えば、強い相手が「調子に乗れない」ように、うまくボールを奪い返すコトで、ゲーム展開の「内実」をコントロールする・・!?

フムフム・・

ところで・・

そのテーマは、本大会で強敵と相対する森保一ジャパンでも、とても大事だよね。

それは、強い相手に、「うまくいってないな〜〜」ってな感じで、「勘違い」させられるか・・っちゅうテーマでもあります。

そう、攻守にわたって、相手の「足を止められる」か、どうか。

もちろん、素早く効果的な攻守の切り替え(トランジション)は、絶対ベース。

それを「イメージングの基盤」に置き、チェイス&チェックの「勢い」を、状況に応じて、うまく「調整する」っちゅうわけだ。

もちろん・・

そう、そのチェイス&チェック(寄せ)に、「次で」味方にボールを奪い返させるという「意志」が感じられなきゃ、チームメイトの「守備イメージング」を活性化できるハズがない。

例えば、以前の、鎌田大地・・ね。

「トンコ・トンコ」っちゅう怠惰なリズムでの「寄せ」が、チーム全体の(次を狙う後方選手たちの!)モティベーションを殺いでしまう。

あっと・・

もちろん、いまの鎌田大地は、ガラリとイメチェンしたよ。

いまの彼の「寄せ」には、仲間に、次、その次でのボール奪取をモティベートさせられるだけの、強烈な「意志」が込められている。

だからこそ、チームメイトたちに信頼され(レスペクトされ)、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、「より積極的に!」ボールが集められる。

このテーマについては、久保建英について書いた「このコラム」も、ご参照あれ。

あっと、鎌田大地だった・・

彼の場合は、周りのチームメイトたちが、「そこ」を起点とした、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションをイメージするケースが多いよね。

鎌田大地の「才能」・・

それで突出しているのは、瞬間的に変化しつづける「周りの状況」を、素早く、正確に把握する(イメージングする)能力が優れているっちゅうコトだろうね。

あっ・・スミマセン・・ナデシコだった・・

ということで・・

このゲームでの池田太ナデシコは、素晴らしく「調整された」ボール奪取プロセス(守備&チェイス&チェックやカバーリング)をブチかましつづけたんだ。

もちろん、「行く」ときは、複数のプレイヤーが、同時に、大迫力で「プレッシング」する。

そのメリハリが、素晴らしかったんだ。

だからこそ、ゲームのイニシアチブを握りつづけられた。

そして・・

だからこそ、ものすごく悔しい敗戦っちゅうコトになった。

もちろん・・

そう、ナデシコが何度も創りだした「ゴール機会」の一つでも決められていたら・・

もっと、もっと、(ナデシコにとって!!)価値ある勝負マッチへと、ゲームが成長していっただろうけれど・・さ。

とにかく・・

このゲームで(まあ、数日前のイングランド戦の後半でも!?)、我らが池田太ナデシコが魅せつづけた、攻守にわたる「意識と意志とイメージング」は、素晴らしかった。

そのコトが言いたかった。

難しいテーマではある・・

そう、「行き過ぎたら、エネルギーを失いすぎてしまうかもしれない」・・

でも、「プレスの勢いが足りな過ぎたら、サッカーが沈滞し、心理的な悪魔のサイクルにとっ捕まっちゃう」・・

まあ、我々コーチにとっては、永遠のテーマでもあるよね。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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