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- 2024_アジアカップ(3)・・人とボールの動きと「そのリズム」という基盤テーマで、ここまでの有力チームを探ってみることにしました・・(2024年1月15日、月曜日)
- 実は・・
森保一ジャパンと同組の対戦カード、インドネシア対イラクが、昨夜じゃなく、今夜だったコトに、今朝になって気づいたんだよ。
スケジュールを見間違えてしまった。
ということで・・
今日は、タイトルにあるように、(韓国対バーレーン戦を観ながら!)人とボールの動きと「そのリズム」というテーマで、ここまでの有力チームをビックしようと思った。
もちろん、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)の「質」という視座ね。
とても微妙なテーマだけれど・・
それでも、サッカーが、組織ボール(パス)ゲームであるという大原則からすれば、決して外せないディスカッションなんだよ。
その「動き」の内実が十分でなれば、いかに優れた才能を擁していたとしても、決して、それを活かし切るコトなんて、叶わない。
そう、組織プレーと「個人の勝負プレー」の、ハイレベルな「バランス」というテーマね。
まず、ホストのカタール(前回UAE大会の優勝チーム!)・・
たしかに彼らは、勝負強いけれど、どうしても、個のチカラを前面に押し出し「過ぎる」ってな印象を、ぬぐい去れない。
そう、個の才能は、活かし方によっては「諸刃の剣」になってしまうという視点ね。
またオーストラリアは、組織マインドは、とても高いレベルにあるけれど、どうも「個のチカラ」で、少し劣っているという印象が残る。
それに対して・・
そう、イランは、例によって、とてもハイレベルな「組織と個のバランス」を魅せつける。
そのベースは、言うまでもなく、ボールがないところでのアクションの量と質。
その考え方の背景には・・
ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションを、うまく機能させられなきゃ、決して「上」へ這い上がっていけないという、歴史が証明する事実があるんだ。
その、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションだけれど・・
わたしは、その組織プレーを、「ワンツーの積み重ね」って表現することにしている。
もちろん・・
すべてのパスを、「ダイレクト」でつなげるわけじゃないよ。
それでも、人とボールの動きが、限りなく「よどみなく」動きつづけるという意味じゃ、良いコンビネーションの「リズム」自体は、ダイレクトの積み重ねって言える。
あっと・・
そんなイランに、勝るとも劣らないのが、韓国だよね。
彼らもまた、とてもスマートに、人とボールを動かしながら、スペースを攻略していくんだ。
だから、ソン・フンミンといった「個の才能」も、光り輝く。
さて、ということで、残りはサウジアラビアだね。
彼らは、明日に登場してくる。
あっと、言うまでもないだろうけれど・・
人とボールの動きと「その良いリズム」という視点では・・
もちろん、森保一ジャパンが、もっとも優れているんだよ。
言うまでもないだろうけれど・・
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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