トピックス
- 2024_ACLの1・・少しだけフロンターレに触れてから、このゲームを振り返りましょう・・それにしても、サンフレッチェが補強した、ポルトガルとドイツの仕掛けコンビは、楽しみだね・・(サンフレッチェvsカヤ、3-0 )・・(2024年9月19日、木曜日)
- さて、ACLが、はじまった。
今シーズンから、UCLと同様に、ACLでも、二つの「上下クラス」に分けて、グループが組まれることになった。
ACLエリートと、ACL2・・
でも、まあ、わたしは、興味のあるチームをコアに、サッカー内容を「俯瞰」して、ゲームを追いかけることにします。
ということで、昨日の、フロンターレ。
とにかく、蔚山(ウルサン)ホームのピッチがひどかった。
これは、しっかりと人とボールを「動かそう」とするフロンターレに、不利かな・・
そんなイメージで観戦しはじめたけれど、鬼木達フロンターレは、そんな逆境に遭遇しても、それなりに柔軟に、対応していたと思う。
たしかに、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションは希だったけれど・・
それでも・・
「あの強い」ウルサンに対して、互角以上の内容で、しっかりとイニシアチブを握れていたんだ。
そして後半9分に、左サイドから持ち込んだマルシーニョが、まさにスーパーとしか表現しようのない決勝ミドル弾を、蔚山ゴールにブチ込んだ。
たしかに、その後は・・
何度も、ウルサンに攻め込まれ、危ないシーンを創られたけれど・・
それでも、スーパーGKチョン・ソンリョン先生の活躍もあって、最後まで「虎の子」を守り切った。
たぶん・・
そう、次の、良いピッチのホームスタジアムでは、明確に、サッカーの「質」という視点での「違い」を魅せつけてくれるでしょう。
ということで、ここからは、今日の、ACL2。
ミヒャエル・スキッベ率いる、サンフレッチェ広島ね。
もちろん、ミヒャエル広島サンフレッチェは、例によって、美しい質実剛健サッカーを展開した。
そして、イニシアチブを握りつづけた。
とはいっても・・
どうも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)では、相手の「強化ディフェンス」を、スマートに攻略していけない時間帯がつづいてしまうんだ。
フム〜〜・・
ミヒャエル・スキッベは、プロコーチとして・・
選手たちに、しっかりと考えさせ、勇気をもって、決断し、リスクにもチャレンジしていくように、コーチングしているはず。
だからこそ、優れた「主体性プレー」にあふれる、美しい質実剛健サッカーを、誇示できる。
でも、そんなサンフレッチェなのだけれど・・
ゲームの最初の頃は、何か、リスクチャレンジが足りないって感じられたんだよ。
・・もっと、もっと、タテへ(スルーバスや勝負のタテパスで!)仕掛けていかなきゃ・・
・・もっと、チャンスを見計らった「個人勝負」を、ブチかましていかなきゃ・・
そんな、フラストレーションが溜まっていたんだ。
でも、前半37分、そんなネガティブな雰囲気のなか・・
後方から、カヤ守備にとって「見慣れない顔」が、「個の勝負」をブチかましていくんだ。
そう、ナイジェリア人を父にもつセンターバック、イヨハ・ヘンリー。
彼のオーバーラップ&突破ドリブルで、堅牢だったカヤ最終ラインが、完璧に乱された。
そして、こぼれ球を拾った、スーパーミッドフィールダー満田誠が持ち込み、鋭く折り返す。
そのクロスを、走り込んできたドゥグラス・ヴィエイラが、ダイレクトで、流し込んだっちゅう次第。
この先制ゴールは、大きかった。
そして、それまで、前述したように、すこし「安定志向に過ぎていた!?」サンフレッチェが、より、解放されたんだよ。
そう、ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)においても、ボールがないところでのアクションの量と質が、大きくアップしたんだ。
そして、後半9分・・
交替して入った、ゴンサロ・パシエンシアが、見事なミドル弾(2点目)を、ブチ込んだ。
そして3点目・・
それは、前述した、素晴らしいセンターバック、イヨハ・ヘンリーが、スーパーヘディングシュートを、ゴールネットに突き刺した。
ところで・・
その後に交替出場したドイツ人、トルガイ・アルスランと、前述のポルトガル人、ゴンサロ・パシエンシアのコンビ・・
彼らは、「夢」を感じさせてくれるよな〜。
もちろん、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションにしても、(タメや勝負ドリブルといった)個の勝負プレーにしても・・
わたしは、以前、何度か、内容のある、サンフレッチェ広島やヴィッセル神戸が、リーグの優勝争いをリードするべきだ・・って書いたコトがあった。
やっぱり、「超絶の徹底サッカー」なんかには、リーグを制覇させちゃ、いけないんだよ。
そう、日本サッカーの「進化&深化」に、希望と期待を与えられるサッカー・・ネ。
あっと、その、ミヒャエル広島サンフレッチェ。
前述した、スーパー補強コンビが、まだ参加してくる前でも、彼らのサッカーは、とても立派な「内容」を内包していたんだよ。
そんな、美しい質実剛健サッカーのコノテーション(言外に含蓄する意味)を、この外国コンビが、どのようなカタチで深めていけるか・・
わたしは、リーグの残り8試合を、そんな視点で、とことん楽しませてもらおうと、思っているんだよ。
頼んだぜ、ミヒャエル・・
あっと・・
もちろん、血湧き肉躍る「降格リーグ」も、含めてネ。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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